大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<関西版>」を発表しました。
関西に住む成人男女10万221人を対象に調査を行った結果、「住みここち(自治体)ランキング」1位は昨年2位で一昨年1位だった「大阪市天王寺区」。次いで2位は昨年3位の「箕面市」、3位には「大阪市北区」が昨年5位から順位を上げて選ばれました。なお、今年はTOP3がすべて大阪府の自治体という結果になっています。
1位は利便性に恵まれた文教地区「大阪市天王寺区」
市内のほぼ中心に位置する「大阪市天王寺区」は、『天王寺・阿倍野』として商業施設が集積しています。徒歩圏に百貨店、ショッピングモール、書店、銀行、区役所があるため生活の利便性に恵まれています。
梅田や淀屋橋などのオフィス街までのアクセスが良く、災害時に電車が不通になっても徒歩で帰宅することもできる距離にあります。一方で、都心部といえる地域でありながら住宅も多くあり、近年では再開発によるタワーマンション供給などにより、人口も増加している人気の自治体です。
2位は豊かな自然環境が魅力的な「箕面市」
「箕面(みのお)市」は、府の北部(北摂地域)に位置する緑豊かな自治体です。市域に明治の森箕面国定公園があり、箕面大滝や秋の紅葉が有名。その自然に恵まれた環境に加えて子育て支援が充実していることで、働く子育て世帯からの評価も高い地域です。
一方で、大阪市内へのアクセスが良く、通勤や通学、買い物に便利な暮らしやすい街でもあります。2023年度には北大阪急行線が延伸する予定であり、大阪中心部へのアクセスがさらに向上することで、ますます人気が高まりそうです。
3位は昨年5位からランクアップ!大阪の中心街「大阪市北区」
「大阪市北区」は、通称「キタ」として大阪の二大繁華街の一角を区内に持ちます。大阪の玄関口となるJR大阪駅周辺には、西日本有数の超高層ビルが建ち並ぶビジネス街と、西日本最大級の地下街が広がる大規模な繁華街が混在する梅田エリアが形成されています。
同区は、本調査で「生活利便性」は1位の評価を得ており、暮らしやすさが数字に反映されています。一方で、少し足を延ばせば、「淀川河川公園海老江地区」などの自然を楽しむ散策スポットもあり、都市機能を持ちながらも自然を満喫することができる魅力的な自治体といえそうです。
>10位までの全ランキング結果を見る
【おすすめ記事】
・関西在住4600人が選ぶ「住みたい沿線」ランキング! 3位「地下鉄御堂筋線」、2位「JR東海道本線」、1位は?
・大阪府の住みここちランキング! 3位「大阪市北区」、2位「箕面市」、1位は今年も…
・兵庫県の住みここちランキング! 3位「神戸市中央区」、2位「西宮市」、1位は2年連続で…!
・首都圏の住みここちランキング! 3位「港区」、2位「文京区」、1位は3年連続の…
【関連リンク】
・「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<関西版>」