住宅・不動産ポータルサイト「ライフルホームズ」は、「2021年 LIFULL HOME’S 住みたい街ランキング」を公開。同サイト内で掲載された物件から、実際に検索や問い合わせのあった数を集計し「利用者にニーズのあった街・駅」を地域別でランキングしています。
本記事では中部圏(愛知県、三重県、岐阜県)の「借りて住みたい街(駅)」を紹介します。調査期間は2020年1月1日~12月31日。
第1位:岐阜
中部圏で「借りて住みたい街(駅)」ランキング1位は、3年連続で「岐阜」でした。岐阜県岐阜市の中心駅である「岐阜駅」は、運輸省中部運輸局が認定する「中部の駅百選」の第二回選定駅にもなりました。所属線は東海道本線。
名古屋市中心部への良好なアクセスや賃料相場の安さ(名古屋市中心部と比較した場合)、駅周辺の生活に便利な施設や飲食店といった条件をバランスよく備えていることに加え、落ち着いた街並みも相まって若年層からファミリー層まで幅広く支持されていることが1位を維持している要因です。
第2位:豊橋
2位は「豊橋」。愛知県の南東部、静岡県との県境にほど近い東三河地域に属する都市の玄関口となる駅が「豊橋駅」です。人口はおよそ38万人と程よい規模で、山も海もあり、新幹線も通っています。50kmにもわたる遠州灘は日本有数のサーフスポットが点在するリゾート地で、東京・大阪・名古屋へのアクセスもよく自然と都市との絶妙な距離間が魅力です。
第3位:岡崎
3位は「岡崎」でした。「岡崎駅」は愛知県岡崎市にあるJR東海道本線、愛知環状鉄道の駅。JRを利用して名古屋駅まで約30分、豊橋駅まで約20分ほど。周辺には再開発が進む住宅地と、スーパーや映画館の入る「ウイングタウン岡崎」や「イオンモール岡崎」といった施設が点在し、生活しやすい街です。
新型コロナの影響がまだ続くなか、中部圏の借りて住みたいランキングは人気の上位地域が固定化しています。中心部に住んでいた人が外へ移住する「郊外化」も見られず安定している要因として、都心部周辺の街(駅)の本来持っている住みやすさがあるようです。
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出典:「2021年 LIFULL HOME’S 住みたい街ランキング」
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