横浜名物シウマイでおなじみの崎陽軒が2021年7月1日から「おうちでジャンボシウマイ mini」を発売。崎陽軒本店のウェディングなどで人気の「ジャンボシウマイ」をミニサイズにした商品で、発売直後から予約が殺到し、記事執筆時点の7月末現在は約1カ月待ちとなっています。筆者もようやく購入し、食べることができました!(画像はすべて筆者撮影)
そもそも「ジャンボシウマイ」って何?
横浜駅東口にあるレストラン複合施設「崎陽軒本店」のウェディングや宴会などのオプションメニュー「ジャンボシウマイ」。ケーキカットのようにジャンボシウマイをカットすると、中から「特製シウマイ」があふれ出すという演出が横浜市民を中心に人気を博しています。
中国の「結婚式で桃まんじゅうの中から小さな桃まんじゅうが出てきて、それを列席者に振舞うことで子孫繁栄、両家繁栄の願いが込められる」という風習に由来しているとのこと。
大(直径25cm、高さ25cm)と中(直径20cm、高さ20cm)があり、大は特製シウマイを120個まで、中は特製シウマイを50個まで入れることができます。
この「ジャンボシウマイ」を家庭で楽しめるサイズにしたのが「おうちでジャンボシウマイ mini」です。
「おうちでジャンボシウマイ mini」の大きさは?
「おうちでジャンボシウマイ mini」の大きさは、直径11.5cm、高さ10cm。中には「昔ながらのシウマイ」が22個入っています。重さは約780gで、外側の生地は「昔ながらのシウマイ」25個分のあんでつくられているとのことです。価格は税込3500円。
広報担当者は「中に入れるシウマイの数やサイズ感は正直迷いました」と、明かしてくれました。最終的に、電子レンジで手軽に温められる大きさとし、それに合わせて22個のシウマイが入ることとなったのです。
付属のトレイがおいしく仕上がる秘密
筆者は、崎陽軒本店ショップへ行き、店頭で予約しました。予約時に受け取る時間を指定する必要があります。その日時に同店へ行くと、冷蔵庫から白い箱を取り出して渡してくれました。
サプライズ演出ができるようにとの思いから、あえて崎陽軒のロゴなどは一切入れず、ケーキが入っているような無地の箱にしたそうです。
箱を開けると、保冷剤とプチプチにくるまれてトレイの上にのったジャンボシウマイ mini、温め方などが書いてある説明書が入っています。ちなみに、しょう油やからしなどの調味料は入っていませんでした(画像はプチプチをはずした状態)。
わざわざトレイを付けた理由は、直接お皿に乗せて加熱すると底面が焦げてしまう恐れがあるから。合わせて、シウマイ全体に熱が伝わる効果もあるそうです。
「おうちでジャンボシウマイ mini」の外側もウマイ!
説明書に書かれている手順でレンチンするだけで、ホカホカのジャンボシウマイが完成。外側の厚みは約1cmなので、あまり深くナイフを入れると、中のシウマイも一緒にカットしてしまうので注意が必要です。
上面と側面にていねいに切り目を入れて左右に開くと、中からシウマイがゴロゴロと出てきました! 「ジャンボシウマイカット」がおウチで再現できるとは……、感動です……!
外側の部分を食べてみると、中のシウマイと同じ材料でありながら、より肉々しくスパイシーに感じました。この外側の部分は、横浜工場で製造担当の方が一つひとつ、ていねいに成形して昔ながらのシウマイを詰めているとのことです。
しっかり味がついているので、しょう油をつける必要はないなと。ただ、途中で味変したいので、シウマイ弁当に入っているからしがついているとうれしいかなと。
「おうちでジャンボシウマイ mini」購入方法について
「おうちでジャンボシウマイ mini」は、通信販売で注文できる冷凍便と、一部直営店舗(17店舗)で予約・受け取り可能な冷蔵タイプの2種類があります。
通信販売での注文受付は、供給体制が整うまでの間、1日あたり100個までの受付制限が行われています。
くわしくは公式ページをご覧ください。
・URL:https://kiyoken.com/products/shiumai/21jshimini.html
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