総務省は6月25日、2020年国勢調査の速報値を公表しました。日本の総人口は約1億2622万7000人と、前回(2015年)調査から約86万8000人減少。奈良県全体では、約132万5400人(-3万8879人)でした。
ここでは奈良県で人口が減った市区町村を紹介します。
1位は「野迫川村」
野迫川村は奈良県の西南端に位置し、和歌山県と隣接した村です。181世帯、358人の人々が暮らしています。紀伊山地の山々に囲まれた村でもあり、アクセスにはバスを利用する必要があります。
標高が高く、冬季は寒冷で多量の降雪があり、夏季は避暑地として広く知られています。
2位は「曽爾村(そにむら)」
曽爾村は、奈良県の東北端に位置し三重県や奈良県と隣接する村。590世帯1294人の人々が暮らしています。「日本で最も美しい村」連合に入っており、食と自然を用いた地域の発展が図られています。農作物は、標高による寒暖差を活かしたトマトやほうれん草などの高原野菜が盛んに生産されています。
3位は「下北山村」
下北山村は奈良県の南東部に位置する村。377世帯751人の村民が暮らしています。世界遺産登録「紀伊山地の霊場と参詣道」が通っているほか、村内の約半分が吉野熊野国立公園に指定されています。
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【関連リンク】
・令和2年国勢調査 速報集計 人口速報集計(男女別人口及び世帯総数)