コロナ禍での宴会、約8割が「実施しなかった」……一方、研修は? コロナ禍前後の宴会&研修についての調査
法人・団体専用の会場検索サイト利用ユーザー、団体幹事経験者139人を対象に実施した「新型コロナによるバンケット(宴会・会議)利用に関する影響調査」結果により、コロナ禍での宴会、研修の実施状況やコロナ収束後の今後の意向が明らかになりました。
アイデアログは7月19日、「新型コロナウイルス感染症によるバンケット(宴会・会議)利用に関する影響調査」結果を発表しました。同調査は、法人・団体専用の会場検索サイト「会場ベストサーチ」利用ユーザー、団体幹事経験者139人を対象に、2021年年6月25~30日の期間でインターネットにより実施。コロナ禍での宴会、研修の実施状況や今後の意向について調査しました。
コロナ禍での宴会、約8割が「実施しなかった」、研修は約半数が「オンライン開催」
コロナ禍では、飲食を伴う懇親会、歓送迎会など「宴会」を実施しなかった、との回答は82.7%(宴会を中止・延期:60.4%、予定なし:22.3%)でした。
飲食を伴わない社員研修、セミナー、会議などは、オンライン開催を実施した割合が49.6%。中止・延期になった割合は15.1%と宴会の60.4%と比べて低く、オンライン開催に移行するケースが多かったようです。
コロナ収束後、宴会・研修の実施はどうなる?
コロナ収束後の宴会は、「感染症対策を徹底して実施」と回答した人は62.6%を占めたものの、「コロナ前と同じ宴会形式に戻る」と考えられている人はわずか18.7%に留まりました。
会議・研修については、コロナ収束後も「オンライン開催が増える」と回答した人の割合は59.0%と半数以上。「コロナ前と同じ形式での会議・研修に戻る」と回答した人の割合はわずかに8.6%でした。
2021年度の懇親会・忘新年会は、約4割が「開催を検討」
2021年度の懇親会・忘年会は55.4%の人が実施しないと回答。一方で、「コロナ前と同様の内容での実施検討」は25.2%、「オンライン開催を検討」は10.8%で、2021年度は何らかの形で懇親会の開催を検討している人は36.3%でした。
当面は「感染症対策の徹底」が宴会場選びの大切な要素に
今後は「1人1皿の料理提供」「飛沫防止アクリルパネルの設置」などの感染症対策の中でも「検温・会場内消毒の徹底」「会場内の換気」などを重要視する人が目立ちました。
一方、「オンライン対応」を重要視する人は14.4%でした。当面は「感染症対策を徹底しているか」が宴会場選びの大切な要素になることがうかがえる結果となりました。
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