大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<富山県版>」を発表しました。
富山県に住む成人男女3525人を対象に調査を行った結果、「住みここち(自治体)ランキング」1位は2年連続で「砺波市」。次いで2位は「滑川市」、3位には「富山市」が選ばれました。トップ3の順位は2年連続で変わらない結果となりました。
1位は2年連続!豊かな自然環境と利便性の高さのバランスが良い「砺波市」
「砺波市」は、県西部、砺波平野の中心に位置しています。空間の広い閑静な農村地帯では、四季折々の豊かな自然を感じることができます。一方で、市の中心部には大型の郊外型商業施設などがあり生活に便利な環境が整っています。市内には、北陸自動車道の砺波ICや高岡砺波スマートICなどの高速道路のほか、複数の国道や幹線道路が走っており交通アクセスも良好であることがわかります。
行政では、令和3年4月から「となみ暮らし応援プロジェクト」として、住宅取得、家賃、結婚新生活、三世代同居の支援や出産祝いなどの新たな取り組みを行っており、今後も人気の自治体となりそうです。
2位は海と山の幸に恵まれた自治体「滑川市」
県の東部に位置する「滑川市」は、富山湾に面した田園都市です。市内には病院や商業施設、学校、保育所等、日常生活に必要な施設が揃っています。また、県内全域へのアクセスが良いことや地価の安さなどの理由から、近年は子育て世帯の転入が増えているようです。
さらに同市は、所得制限を設けずに第2子以降の保育料無償化や高校生までの医療費無償化、3歳未満の子どもを持つ家庭への「とやまっ子 子育て応援券」の配布などを実施しており、子育て施策が充実していることも魅力の一つといえそうです。
3位は「住みたい街ランキング」で2位を獲得の「富山市」
「富山市」は、日本海側のほぼ中央に位置しています。北は富山湾、南には立山連峰を誇るほか、さまざまな産業と高度な都市機能を併せ持つ日本海側有数の中核都市です。市内には、北陸自動車道や国道8・41・359号などが整備されているほか、鉄道8路線が通っており、交通の便に恵まれています。また、北陸新幹線の開業後、関東へのアクセスが良くなったことも魅力の一つです。
日常生活では、市内にスーパーやドラッグストアなどの商業施設、医療施設等が充実しているために不便を感じません。利便性の高さに加え、子育て支援の充実や教育水準の高さなどから、子育て世帯を中心に高い支持を得ているといえそうです。
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