ビズヒッツは、同社が運営するメディア「Biz Hits」で全国の35歳で転職をした男女97人に対しアンケート調査を実施。「35歳で転職した理由ランキング」として公開しています。
転職した理由や転職後の年収の変化など、35歳という年齢のハードルを感じながらも、転職にトライした人々のさまざまな声が集まりました。調査期間は5月15〜28日。
第1位:収入アップのため
35歳で転職した理由を複数回答式で尋ねたところ、1位は「収入アップのため」でした。回答者のコメントをみると「収入アップの見込みがない」「子育てをする上で今の収入では不安」など、給与面での不安や不満の声が多く目立ちます。
第2位:倒産や経営状況の悪化
2位は「倒産や経営状況の悪化」でした。昨今の社会情勢もあり、本人の望まない形での転職が2位という結果に。コメントには「在籍先の事業が縮小になった」や「会社から給与を支払えないと言われた」といった深刻な声もみられます。
第3位:35歳を区切りと考えた
3位は「35歳を区切りと考えた」です。転職業界には「35歳の壁」や「35歳限界説」といった言葉もあるように、一定の年齢を境に転職が厳しくなるというのは今回のアンケート回答者も想定していた様子。
「今の年齢を超えたら難しいと思った」や「あせりもあり転職を考えた」といったコメントのほか、「この段階(中堅層)ならどこに移ってもやっていける自信がついた」といった前向きな声もありました。
そのほか、「35歳の転職が難しい?」という質問では、全体の6割以上が「難しい」と回答。一方、転職で年収が上がった人の理由では、半数近くが「スキル・経験・能力が評価された」と回答しており、自身のこれまでのキャリアを活かすことが35歳からの転職活動のポイントともいえそうです。
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