「47JIMOTO Frappuccino」は、スターバックスが全国の店舗で地元ならではのオリジナルフラペチーノを展開するプロジェクト。販売前から埼玉県は「多彩玉」というネーミングをめぐって「あまりにも自虐的な名称ではないか?」「埼玉に名産品はあるのか?」といった声も聞かれてきました。その真偽を確かめるため店舗に行きストロベリー&シトラスフラペチーノを実食してきました。
「多彩玉」ってどう読むの? 店員さんに聞いてみると……
埼玉県限定のストロベリー&シトラスフラペチーノを飲みに県内の駅ビルにあるスターバックスに行ってきました。注文カウンターでメニューの「多彩玉」を指差しながら「これはなんて読むんですか?」と聞いてみました。するとハッキリとした口調で「『たさいたま』です」というこたえ。一部の埼玉県民が発売前から思っていた「最初の文字には濁点がつくの?」という不安と期待は違っていました。
多彩玉とは「多彩な魅力を持つ埼玉」をあらわすネーミングだそう。安心したような拍子抜けしたような複雑な気持ちで多彩玉を受け取り席に着きます。
トッピングにブルーとピンクのアラザン! シトラスと苺のマーブル模様がきれい
上にはたっぷりと盛られたホイップクリームに、埼玉の太陽の輝きや、情熱をイメージしたピンク色と、快晴をイメージしたブルーのアラザンがトッピングされています。横から見るとストロベリーの赤、シトラスのオレンジ、ホイップクリームの白がミックスされて美しいマーブル模様が生まれています。食べる前から涼しさを感じさせてくれる色の配合は、フラペの生みの親、スタバならではの技ですね。
苺ソースにシトラス風味を加味、クセになる甘酸っぱいおいしさ
味はストロベリーソースにゆず果皮の「シトラス果肉」を足してほのかな酸味と柑橘系の香りを出しています。ときどき感じるアザランのカリッとした食感もアクセントになっています。スタバのフラペでお馴染みのホイップクリームの甘さと多彩な素材たちが混じり合って爽やかな飲み心地。地元のスタバファンはリピート間違いなしの逸品です。
飲み方は自由。穴のあいたフタに太いストローを入れて苺や柑橘の味を攪拌させながら飲むのがスタンダードなようですが、スプーンをもらってかき氷のように食べるのもアリです。
埼玉への地元愛を感じさせる爽やかなフローズンドリンク
埼玉県は日照時間が日本一長い県としても知られています。そこで考えられたのが、夏場は快晴が続き猛暑となる埼玉でその情熱を感じながら清涼感を味わえるこのフローズンドリンク。他都道府県の有名なご当地グルメなどを使った「47JIMOTO Frappuccino」に比べると地元感が弱いと感じるかもしれません。たしかに埼玉県は名産品が少ないこともよく指摘されます。ですが「太陽」や「多彩」といった独自の解釈で地元バリスタが見た目も味も最高のフラペに仕上げています。
深い埼玉愛を感じるストロベリー&シトラスフラペチーノ「多彩玉」を飲んで、今年も酷暑が予想される埼玉、そして日本全国の暑さを吹き飛ばしてください。
DATA
「埼玉 多彩玉 ストロベリー & シトラス フラペチーノ」
価格:トール 669円、店内利用 682円(各税込)
発売期間:2021年6月30日〜8月3日
※埼玉県の店舗で販売(一部店舗を除く)。なくなり次第終了
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