愛犬の「介護」について……「経験がある」飼い主は何割? 「排泄のお世話」「夜鳴き」介護で大変だったことも

できるだけ長生きして欲しい愛犬。そのために時には介護も必要になってきます。リアルなシニア犬介護の現状とは? シニア犬飼い主121人にアンケートを実施。

生き物を飼うことは、とても責任のあることです。最後まで育て切るのに、時には介護も必要になってくる場合があります。INUNAVI(いぬなび)は全国のシニア犬飼い主121人を対象に「シニア犬」に関するアンケート調査を実施しました。
 

「介護をしていた」は約27%と少数派……? 意外な事実とは

愛犬の介護について
愛犬の介護経験の有無は、「介護をしている・していた」が27.3%と少数派に。シニア犬になっても元気な子がほとんどで、介護経験がある人はあまりいないことがわかりました。

飼い犬の平均寿命は年々延びており、現在のわんちゃんの平均寿命は14.48歳と、1990年の平均寿命8.6歳に比べて2倍近くになっていることがわかります。将来的には、愛犬の介護をする人が多くなってくる可能性もありますね。
 

「排泄のお世話」「夜鳴き」、介護で一番大変だったことは……? 

介護で一番大変だったことについては「歩けない時にトイレや水、食事のタイミングがわからず、中々思い通りにならなかったこと(10代女性)」「認知症っぽくなりよく吠えていた。酸素が必要になり酸素ルームを借りたこと(20代女性)」などが挙げられました。人と同じように、犬も足腰が弱くなってしまったり認知症になってしまったりする場合があるため、目が離せません。

特に足腰が弱くなり寝たきりになったりしてしまうと、排泄のお世話や床ずれができないようにしてあげなければいけないので、常に気を張ってしまい大変なのだそうです。

しかし大変なこと多い反面、「一日中一緒にいることができた」や「お世話できる喜びや幸せをもらえた」、「心がより強く通じ合えている」など、愛犬の嬉しそうな表情や安心してゆったり過ごしてくれる姿を見ることができ、より喜びや幸せを感じられるか人が多くいました。飼い主の愛犬に対する愛情は、思った以上に愛犬に伝わっているのでしょう。

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