集英社が『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの羽織デザイン6種類を特許庁に商標出願。そのうち3種類が商標登録されたことが明らかになりました。
鬼滅キャラのデザインが商標登録!「400億の男」こと煉獄杏寿郎も
今回の出願で商標登録されたのは『鬼滅の刃』の人気キャラクターである冨岡義勇、胡蝶しのぶ、そして興行収入400億を突破した劇場版でも活躍した煉獄杏寿郎ら、3人の羽織デザイン。
出願の内容は特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」などでも公開されており、誰でも確認することが可能。
商標の範囲は、スマホケースやゲームソフトなどだけでなく「水泳用耳栓」から「昆虫採集の毒つぼ」にまで多岐にわたります。
今後、登録されたデザインを集英社に無断で使用した場合は商標権侵害に問われる可能性があります。
炭治郎の柄は「市松模様の一種」禰豆子・善逸も登録ならず
一方で、同時に出願された主人公・竈門炭治郎の羽織デザインは登録されませんでした。
いまや作品のアイコンともいえるデザインですが、特許庁の拒絶理由通知書では「いわゆる『市松模様』の一種と理解されるもの」と説明されています。
同じく竈門禰豆子と我妻善逸のデザインも登録されず。禰豆子は「いわゆる『麻の葉模様』の一種と理解されるもの」、善逸は「装飾的な地模様として認識されるにとどまる」として、登録は見送られました。
人気キャラでも明暗が分かれた商標登録。「挫けることは絶対にない」炭治郎にとっても、商標の壁は険しいようです。
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