キャリアデザインセンターが運営するWebマガジン『Woman type』は、「お金と仕事」に関するアンケート調査の結果を発表しました。調査は5月12~14日の期間、20~39歳の女性127名を対象にインターネット上で実施。その結果、コロナ禍で収入が減った女性は4割以上で、そのうち6割近くの女性が副業や投資など何かしらの対応策を講じたことが明らかになりました。
コロナ禍で収入が減った女性は4割以上
コロナ禍での収入の変化を聞いたところ、4割以上の女性が「年収が減った」と回答しました。長引くコロナ禍での、飲食、娯楽施設、百貨店などの営業自粛や、消費者ニーズの変化などが影響し、仕事や収入に変化が生じた女性は少なくないようです。
コロナ禍でお金への不安が高まった人は8割以上。収入減への対応策1位は「副業」
コロナ禍でお金への不安が高まったかを聞いたところ、「少し高まった」41.3%、「かなり高まった」39.7%と、合わせて8割を超える結果となりました。
またコロナ禍で「年収が減った」と回答した人の中で、何かしらの対策を講じた人は6割近くに上りました。収入減への対策として最も多かったのは、「副業を始めた」という声で30人からの回答を得ました。
2番目に多かった選択肢も、「株・投資を始める」などで、本業でよりいっそう成果を出すことや昇進・昇格を目指すことより、収入源を増やし、副収入を得ようとする女性が多いことがわかりました。
将来のお金に不安を感じる理由ランキング、1位は「貯金がない」
将来を考えたときにお金に不安があるかどうかを問うと、9割以上の女性が「不安がある」と回答しました。その理由で最も多かったのは、「貯金がない」で65人以上。2番目は「収入が少ない」、3番目は「稼げる自信がない」との結果になりました。
それでも、転職の際に重視することの問いには、「給与(13.5%)」よりも「ワークライフバランス(23.0%)」に支持が集まる結果に。収入減への対策に「副業」を挙げる人が多かったことともつながり、やはり本業の収入を上げるよりも収入源を増やすことに焦点を当てる人が多く、本業には「副業ができるくらいのワークライフバランス」を求めたい傾向があるのかもしれません。
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