小中学生が苦手な教科1位は「算数」と「数学」。親としてどうやって克服させればいいんだろう

ニフティが「キッズ@nifty」にて「好きな教科・苦手な教科」に関するアンケート調査を実施しました。これよると算数と数学が好きな教科嫌いな教科の両方で1位になりました。算数や数学は高校、大学、社会人になっても使う教科ですよね。親としてどうやって苦手克服すればいいのでしょう。

苦手な割合の計算も消費税ならできてしまう

消費税の計算ならできる

実はこれは、パーセンテージや割合の計算でも同じです。小学生がつまずきやすいカテゴリーである「割合」の場合、「100の10%は?」と聞くと悩んでしまう子が多いのですが、「100円で消費税が10%だったらいくら取られる?」と聞くと10円と答えることができます。

どうやって10円と出したのか、その過程が重要になるわけですが、基本となる考え方ができているのであれば、パーセンテージがいくつになっても計算の仕方は同じです。まずは身近なところから入って、考え方をマスターさせる。そうすることによって難しいと感じるような算数や数学の問題が、解けるようになってくるのではないでしょうか。

算数や数学は、義務教育が終わっても、高校や大学そして社会人になっても使う教科です。そのため最低限の基本的な考え方を身に付けておく必要がありますよね。

今は計算機などもありますし、計算自体は簡単に答えを見つけることができます。ただしどうやって計算式を立てるのかが非常に重要になってきます。より身近な事例に注目をして子どもたちと一緒に考えていくと、子どもたちも算数や数学を理解しやすくなるのではないかと筆者は思っています。


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