万引きの数は9年で40%減少!? 最も検挙人数が減少している世代とは

5月8日は「万引きの日」。万引きへの犯罪意識を高めることが目的とされた「万引きの日」ですが、日本では実際、どれくらいの万引きが発生しているのでしょうか。今回は、「令和元年の刑法犯に関する統計資料」から、日本における万引きの概況を確認します。

万引きされる商品は「食料品」が最多

年間6万件以上の万引きが検挙されていますが、具体的にどのような商品が万引きの標的にされるのでしょうか。最後に示すのは、平成22年から令和元年までの、被害商品数とその内訳です。


このグラフからわかる通り、最も被害商品数が多いのは食料品となっており、全被害品数の約半数を占めています。令和元年では、食料品3万9391品、衣料品5477品、化粧品5551品となっており、食料品がほかよりも約7倍被害品数が多いことが分かります。

以上、今回は日本における万引きの概況について確認しました。


【関連記事】

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    「民主主義の崩壊」兵庫県知事選、なぜ“陰謀論”が広まったのか。日本が「選挙×SNS」を対策できないワケ

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    祝・岡田将生&高畑充希結婚! ドラマ『1122 いいふうふ』5つの魅力から「この2人なら大丈夫」と思えた理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇