トレンド・プロが、ビジネスパーソンを対象としたマンガに関する意識調査の結果を発表。年収によってマンガに対する意識が異なることが明らかになりました。
年収が高い人にとってマンガは「時短インプット」の手段
「どんな時にマンガが役に立ったと感じるか」という質問に対して、年収600万円以上の23.5%が「短時間で知識を得られた」と回答。年収600万円未満と比べて約1.5倍の数値に。
また、年収600万円以上の21%が「日常生活に役立つ知識が得られた」と回答。年収600万円未満と比べて約1.6倍の数値となりました。
年収の高い人ほどマンガを娯楽としてだけでなく、短時間で知識を得られる「時短インプット」の手段としても価値を感じていると考えられます。
年収が高いほどアウトプットの意識も高く、マンガをインプットの手段に
調査では「インプット/アウトプットをどの程度意識しているか」も質問。その結果、年収600万円以上の44%が「アウトプットを心掛けている」と回答して年収600万円未満の約1.5倍の数値に。
また調査では「日頃からアウトプットを心掛けているか」「マンガはインプットツールとして有用だと思うか」という2つの質問の回答を元にクロス集計を実施。
その結果、日頃からアウトプットを心掛けていると答えた人の67%がマンガをインプットのツールとして有用だと思うと回答。アウトプットを心掛けていないと答えた人の約2.2倍の数値となりました。
また「ビジネスコミックを何冊読んだことがあるか」に対しては、年収600万円以上の34%が「3冊以上」と回答。年収600万円未満の約2.1倍の数値となりました。
同様の質問に、日ごろからアウトプットを心掛けている人の32%も「3冊以上」と回答。心掛けていない人の実に4倍の数値です。
これらの結果から、年収600万円以上の人ほど日頃のアウトプットを心掛けていること、そしてそのためのインプットの手段としてマンガは有用と考えて、実際により多くの冊数を読んでいることが推測できます。
インプットにもアウトプットにもマンガは最適。年収アップも?
絵と文字によって短時間で効率よく情報をインプットできるマンガは、忙しい中で結果を出し続ける必要がある年収600万円以上のビジネスパーソンにとっては「時短インプット」の手段としても認識されているようです。
また、マンガはストーリーに沿ってキャラクターの状況を疑似体験しながら読み進めるため、実践場面を想像しながら知識をインプットできます。このことがアウトプット意識の高い人に支持される結果となった理由のひとつと考えられます。
興味ある分野のビジネス書がコミック版を出していたら、それはアウトプットを想定した時短インプットのチャンスといえるかもしれません。ひいては年収アップにつながるかも? ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
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