ビズヒッツは3月15日、働く男女500人を対象に実施した「仕事に集中できない理由に関する意識調査」の結果を発表しました。同調査は、2021年1月25~27日の期間に、インターネットにて実施。
「仕事に集中できない」ときがある人は81.0%
「仕事に集中できないときがありますか?」という質問に対して、「よくある」「たまにある」を合わせて、81.0%の人が仕事に集中できないことがあると回答。集中できないことが「全くない」という人はわずか8.6%でした。
仕事に集中できない理由1位は「体調に問題がある」
「仕事に集中できないとき」の理由1位は、睡眠不足や疲労など「体調に問題がある」。次いで2位は、家庭や恋愛などの「プライベートに気をとられている」、3位は「音が気になる」でした。
2位の「プライベートに気をとられている」の具体的な内容は、「ソーシャルゲームのガチャが更新される日や、イベントの最終日」(20代女性)、「子どもの体調がよくないときは『保育園から電話があるかも』と気になる」(30代女性)、「家庭の経済的な不安があるとき」(40代女性)などの回答がありました。
4位の「忙しすぎる」では、「やるべきタスクが多く、時間内に終わるかどうか分からないとき」や「一度にいろいろな事をしなければいけないとき」に集中力が保てなくなるという回答も。
7位の「作業を中断させられた」では、「家族から声をかけられる」「宅配の応対で集中が途切れる」など、在宅勤務ならではの回答も見られました。
仕事に集中できないときの解決策! 「自己暗示」や「現実逃避」も
「仕事に集中できないときの解決策」は、コーヒーブレイクやトイレ休憩などの「休憩する」がダントツで1位でした。
2位は、「大事な仕事を後回しにする」(30代女性)、「簡単な仕事から片付け、残りの仕事の本数を減らしてすっきりさせる」(40代男性)など「優先順位を変更する」こと。仕事の順序だけでなく、仕事以外に気になることや心配事などを先に解決してから、という回答も見られました。
4位の「自己暗示をかける」は、「ミスするとどれだけ周りに迷惑をかけるか想像すると、恐ろしくなって目が覚める」(20代女性)、「焦るな、落ち着け」と声に出して言う」(40代女性)「今やるべきことはこれ!」と言い聞かせる」(50代男性)など、自分を励ましたり追い込んだりして集中力を向上させる方法のようです。
そのほか、「趣味や退勤後の予定について2〜3分考えてリセットする」(30代男性)、「楽しいことや「今日の夕食は何を作ろうか」など日常的なことを考える」(40代女性)など、「仕事以外のことを考える」モチベーションの上げ方が5位にランクインしました。
多くの人が「仕事に集中できない」ときがある中、「休憩する」以外にもさまざまな解決策を見出しているようです。自分を追い込んだり、しばし現実逃避したり……自分にぴったりの解決策が見つかると良いですね。
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