オンラインクラス「CLASS101」を運営するクラス101は、日本全国15~69歳の男女1000人を対象に行った「この春、新たに始めたい習い事」に関するアンケート調査結果を発表しました。新型コロナウイルス感染拡大を受け、習い事を始めたい意欲や希望する講座にはどのような変化があったのでしょうか。
新たに習い事を始めたい人の割合は5割。始めたい習い事は?
この春、新たに習い事を始めたい人は約5割。性年代別で見ると、男性の20代が著しく高い結果となりました。また、女性は10~30代においてより新しいことにチャレンジしたいという意欲の高さが表れる結果となりました。
新たに始めたい習い事は、料理、音楽、アート・クラフトなどの「趣味」が1位。2位は「外国語」、3位はヨガ・フィットネス・運動全般といった「スポーツ」が上位にランクインしました。性別にみると、男性は「外国語」に関心が高い一方で、女性は「趣味」に対して高い関心を持っていることが判明しました。
新たに習い事を始めたい理由とは
習い事を始めたい理由としては、「スキルを伸ばしたい」が最も多く、次いで「何か新しいことや気になっていたことをやってみたい」「好きなことに没頭したい、本格的にやりたい」が続きました。新型コロナによる長引く自粛生活によって「家の中で楽しめる趣味」や「子供と一緒に楽しめるもの」など、おうち生活やライフスタイルを充実させたい需要が高いようです。
オフラインとオンラインどちらを希望するか、その理由とは
コロナ感染拡大以前においては、習い事は通塾するなどのオフラインレッスンが主体となっていました。それが今回の調査では、「オフラインレッスンで受けたい」と回答した方が31.0%であったのに対して、「オンラインレッスンで受けたい」と回答した方は28.4%と、ほぼ差のない結果となりました。さまざまな分野でオフラインからオンラインへ乗り出したことから、オンラインへの興味や認知が向上していったことが分かります。
オフラインレッスンでやりたいと答えた方は、「講師と対面で習いたい」、「細かく指導してもらえる」と、対面ならではのきめ細かな指導を望む声が多いかったです。また、講師やメンバーとコミュニケーションをとりながら受講したい意向が強く反映されました。一方、オンラインレッスンを希望する方は、「自宅でできる」「コロナ感染を気にしなくてよい」「通塾時間を節約できる」という自宅で気兼ねなくレッスンをうけられる点が高評価となりました。
1カ月に払ってもよいレッスン費用とは
習い事を新たに始める際に、一番気になる点は圧倒的に「費用」という結果になりました。費用が気になる方の中では、1カ月に払ってもよいレッスン費用については「3000~5000円」が一番のボリュームゾーンで、「1万円まで」が妥当な費用感という結果になりました。
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