3月8日の「サバの日」に合わせて、サバ缶「Ça va?(サヴァ)缶」が累計製造1000万缶を突破したことが発表されました。
「Ça va?(サヴァ)缶」は、国産サバを使用したオリジナルの洋風缶詰として2013年9月に誕生。「Ça va?」とはフランス語で「元気ですか?」という意味で、東日本大震災によって被災した三陸から全国へ向けて声をかけるイメージで名づけられました。
「サバ缶」ブームから7年! 今やツナを超える食卓の人気者に
「Ça va?(サヴァ)缶」が発売された2013年は、サバの美容・ダイエット効果をうたうテレビ番組をきっかけに「サバ缶ブーム」が到来。それまで魚の缶詰といえばツナでしたが、今では完全に逆転。その需要を上回り、以降も継続して伸び続けています。
ところで、そんな全国的に人気のあるサバを日本一食べている街、どこだかご存知ですか?
Ça va?(サヴァ)缶を生み出した岩手? 京料理のサバ寿司が有名な京都? はたまた漁獲量1位の茨城?
なんと正解は……鹿児島なんです!
「首折れサバ」の鹿児島が日本一に! 刺身も缶詰も美味しいサバの魅力
昔からサバは「鯖の生き腐れ」という言葉があるほど鮮度の低下が早い魚。生で食べる機会はあまりないですよね。
しかし、鹿児島はサバの名産地。漁獲後に首を折り氷水で冷やした名物の「首折れサバ」は、刺身でも食べられるほど新鮮で鯛やヒラメにも勝る逸品だとか。食べてみたい! 1位になるのも納得ですね。
その一方で、ワースト1位は山形となりました。あれ? でも山形はサバ缶を使った「ひっぱりうどん」が名物のはずですよね。おかしい……! もしかして総務省さん、このデータの数字、サバ読んでる!?
実はこのデータ、加工食品である「サバ缶」は含まれていないんです。新鮮なサバをあまり食べない山形で、サバ缶を使った郷土料理が生まれたというのはなかなか興味深いですね。
そう考えると、日本のサバ食文化を支えているのは他でもない「サバ缶」なのかもしれません。
サバの日といわず、毎日でも食べたいサバ缶。累計1000万缶を突破した「Ça va?缶」も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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