活躍度合いが顕著にわかる!?助っ人たちの成績は?


ようやく開幕日が決まり、2020年のペナントレースがいよいよ開幕。各球団とも新戦力となる選手たちの補強に余念がありませんが、毎年注目されるのが外国人選手たちです。

登録枠が4人までという制約があるように、チームの戦力強化には欠かせない外国人選手。それだけに期待値が高くなりますが、一方で不発に終わるとチームの順位に大きく影響が出るなど、外国人選手の活躍なくしてペナントレースを乗り切ることは不可能なだけに大きな注目を集めるのは間違いありません。

では、そんな外国人選手たちの発掘がうまいのはどのチームなのでしょうか?
 

4人が同一年にタイトル獲得! 1位はなんとあの球団!?

検証したのは過去10シーズン(2010年~2019年)で外国人選手が獲得した投打の主要タイトル数(野手:首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、最高出塁率、投手:最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、最多セーブ、最優秀中継ぎ)。

※外国人枠を外れた選手は対象外

それではさっそく過去10年の外国人選手の獲得タイトルを調べてみましょう。

▼過去10年外国人選手獲得タイトル数ランキング

順位 球団名 タイトル獲得数 タイトル獲得人数
1位 阪神 12タイトル 6人
2位 ヤクルト 8タイトル 2人
3位 DeNA 7タイトル 3人
ソフトバンク 7タイトル 4人
5位 巨人 4タイトル 2人
中日 4タイトル 3人
7位 西武 3タイトル 3人
8位 広島 2タイトル 2人
日本ハム 2タイトル 2人
10位 ロッテ 1タイトル 1人
オリックス 1タイトル 1人
12位 楽天 0タイトル 0人

1位に輝いたのはなんと阪神。古くはグリーンウェル、最近ではロサリオなど、メジャー経験豊富な大物外国人がやって来ては不発に終わるケースが印象深いですが、ここ10年に関しては優秀な外国人選手が集まっていることがわかります。特に2014年は首位打者をマートン、4番を務めたゴメスが打点王、そして最多勝&最多奪三振をメッセンジャー、おまけに最多セーブを呉昇桓がそれぞれ獲得。4人の外国人選手がタイトルを獲るという史上初の快挙を達成しました。

阪神からは離されたものの、2位にはヤクルトがランクイン。合計8タイトルは優秀ですが、阪神は6人の外国人選手がタイトルホルダーになりましたが、ヤクルトはバレンティンとバーネットの2人だけ。ともに5年以上在籍しているように、長年チームの主軸として活躍しました。

以下、ソト、ロペスと現役屈指の外国人選手ツインバズーカを擁するDeNA、パ・リーグでは最多となるソフトバンクがそれぞれ3位に。DeNAは野手のタイトルに偏っているものの、ソフトバンクは3年連続最多セーブを記録したサファテなど、野手のタイトルだけでなく投手のタイトルもほぼ半々の比率で獲得しているのが印象的です。

この表を改めて見ると、上位6チームまでにセ・リーグの球団が5つ入っているのが興味深いポイント。パ・リーグでソフトバンクに次いだのは3タイトルを獲得した西武で、3チームはタイトル獲得が1つ以下。最下位の楽天に至ってはゼロ。2013年の日本一に大きく貢献したジョーンズやマギーなど、優良な外国人選手がいなかったわけではなかったのですが、いずれもタイトルには届きませんでした。

ちなみに楽天の外国人選手がタイトルを獲ったのは2008年にリックが獲得した首位打者が最初にして最後の記録。今季はブラッシュやシャギワなどに12年ぶりのタイトル獲得に期待が掛かります。
 

ペナントを左右する助っ人たちに注目を!

いかがでしたか? 目下5連覇中のソフトバンクだけでなく、近年はAクラスの常連となった阪神やDeNAの躍進を見ると外国人選手の活躍具合がペナントレースを左右することがよくわかると思います。今季も助っ人たちがどれだけの成績を残すか注目してみましょう!