「究極の選択」に沸き上がる疑問の声

「百獣の王」のサブキャッチでお馴染みであるタレントの武井壮さん(46)が「究極の選択」について問いかけたツイートに、ネット上で“とある疑問の声”が挙がっているみたいです。

なんでも、武井さんは11月21日にツイッターを更新し(※現在は削除)、そこで「究極の選択」としたアンケートを提案。
 

1. 年収5000万だけど飯は一生塩おにぎり、昆布とふりかけは付けてもいい

or

2. 年収500万だけど飯はどの店も無料で食べ放題

……の2択で回答を募ったのだそう。ツイッター上では「年収500万」が一時期トレンド入りするなど、それなりの反響を呼んだと聞きますが、一部では、
 

「年収500万が厳しいと考えての究極の選択なんだろうけど、金銭感覚ズレすぎじゃね?」

「年収500万が薄給の究極みたいな扱いしている時点で庶民の感覚わかってねーわ」

「年収500万の人(一般人)をバカにしてるよーに感じた」

……ほか、武井さんが設定した“年収額”に対し、違和感を指摘する意見もあった……とのこと。
 

武井さんが、このクエスチョンから一体なにを得たかったのか……その真意は定かじゃありませんが、仮にシンプルな「究極の選択」ネタを投稿したかっただけならば、たしかに今回の試みは「ん?」と、通常だと一連の武井語録には比較的肯定寄りな、何度か草野球で対戦した経験もあるぼくですら、ジャッジせざるを得ません。
 

だって、(2)は「飯がどの店も無料で食べ放題」なうえに年収500万円ももらえるんですよ。コレって、下手すりゃ「年収1000万円」に匹敵しちゃいますよ。大半のヒトは(2)を選ぶんじゃないですかね? ていうか、(1)を選ぶヒトなんて本当にいるのでしょうか!? 年収5000万円程度で一生塩むずびって……けっこうな苦行でしょ!
 

いくら今の若い男女は食への興味が薄くなってきているとはいえ、毎日塩と白米だけじゃ、なんぼ高額な年収で高価なサプリを買い漁ってもカラダ壊しちゃいますから……。早い話が、あまり「究極の選択」になっていないのです。
 

「究極」のテイを成す年収はいくら?

では、この「究極の選択」──はたして、年収の額面をどれくらいに設定すれば、ちっとは「究極」の体(てい)を成すことができたのか?
 

ぼくは、

1. 年収5億だけど飯は一生塩おにぎり、昆布とふりかけは付けてもいい

or

2. 年収50万だけど飯はどの店も無料で食べ放題
 

……あたりが、とりあえずは妥当なのでは……と考えます。ただ、このニュースを目にしてから、今日この原稿を書くにいたって、
 

「近未来では、人類が長年かけて築き上げてきた食文化が完全消滅し、ステーキ味やらお寿司味やらショートケーキ味のサプリだけで適切な栄養をキープする時代がやってくる」
 

……みたいなディストピア・ストーリーが、ふと頭をよぎりもしたわけです。もしかすると、武井さんもそんな風な警鐘のメッセージを、前出のツイートに暗喩的なかたちで塗したかったのかもしれませんね。全然見当違いな可能性もかなり高いですけど……(笑)。いずれにしろ、個人的には下手に答えやすいペラペラな「究極の選択」よりなかなかに興味深い、まるで禅問答のようでありました。