産み終わった途端に…日本人がセックスレスに陥る“納得”の理由

子どもが産まれてからというもの、1度も夫(妻)とセックスしていない……残念ながら日本では、そんな悲しい夫婦が数多く存在しています。愛情をもって結婚したはずなのに、子孫を残すという役目を終えた途端にセックスレスになるのはなぜなのでしょうか。その理由は、「〇〇な男」が多すぎる……。

子どもが産まれてからというもの、1度も夫(妻)とセックスしていない……残念ながら日本では、そんな悲しい夫婦が数多く存在しています。愛情をもって結婚したはずなのに、子孫を残すという役目を終えた途端にセックスレスになるのはなぜなのでしょうか。

「下手な男」が多すぎる。それが日本の現状

以前、30~40代のママさんたちを取材する機会があり、夫と“レス”かどうか尋ねたことがあります。結果、「子どもが生まれてから、セックスレス」という人が7割を数えました。レスになった理由を突っ込んで聞いてみると、「そういう気分にならない、気分がのらない」という意見が目立ちました。
 

本来セックスは、とても気持ちがいいもの。30~40代といえば、女性はまだまだ性的欲求が強く、男性を上回るとさえいわれています。ハダカにエプロンでお出迎え♡……とまではいかなくとも、更年期が始まる頃まではラブラブでいられるのが、通常の夫婦としてはごく当たり前のことなのです。
 

そんな欲求過多な年齢であるにもかかわらず、「気分がのらない」からと夫婦生活を拒否するということは、ずばり「夫とのセックスが気持ちよくない」ということ。では、何をどうすればいいのでしょうか?
 

答えはすこぶるシンプルです。セックスレスを解消するために、ド下手な夫のセックスを、自分流に教育すればいいのです。
 

意外? 男性は積極的な女性に弱い

以前、AV男優のしみけんさんに取材をした際、こんな意見をお聞きしました。
 

「日本の女性は、自分から積極的にセックスを楽しもうとしていない。それどころか、セックス自体が悪いことだと思っているようなところがある。それはよろしくない」
 

と。なぜか日本では、「セックスは決められた相手とするべきもの」という誤った認識が広まっていて、結婚するまで処女・童貞を貫く摩訶不思議な人も多く存在します。そんなふたりが結婚したところで、セックスがうまくいくと思いますか? そりゃ、無理難題というものですよね。包丁すら握ったことのない人間に「はい、今から最高に美味しいビーフストロガノフを作ってね♡」なんて、無茶ぶりをするようなものですから。
 

しかしだからといって、結婚するまで童貞・処女だった歴史を、さかのぼって修正することはできません。セックスレスが原因で離婚されたり、夫婦の間に修復不可能なヒビが入ってしまう前にやるべきことは、ふたりで気持ちのいいセックスを探り合い、お互いが心の底から満足できる方法を追求することしかないのです。そのためにも、あなた自身が「どのようなセックスで興奮できそうか」を、まず知るところから始めましょう。おすすめの方法は……
 

  1. AV動画やエッチなマンガを読んで、自慰行為を行い、自分がどんなシチュエーションで、どんな瞬間にキュンとするかを知る
  2. 1で得た情報をもとに、夫のセックスの何を改善すれば気持ちよくなれそうかを考える
  3. 夫にはっきりと「こうしてほしい」という願望・欲望を告げ、実践してもらう


と、とてもシンプルです(くれぐれも「アンタがヘタだからセックスしたくならないんだよ!」などと伝えてはいけません(笑))。
 

男性は遺伝的に「耳で聞いた情報」に頼る傾向があるので、声に出して伝えなければまったく伝わりません。
 

「その指使いは痛いだけで気持ちよくないから、もっとこうしてほしい」「実はこれまで言えなかったけど、私は胸の愛撫はそこまで感じない。その代わり、首まわりにキスしてもらうとすごく感じるから、そっちを愛撫して」という風に、代替え案とともに願望を伝え続けることが大切なのです。
 

こうして少しずつ、お互いに歩み寄っていければ……夫婦間の絆が固く強くなるだけでなく、セックスによって分泌される幸せフェロモンの影響でストレス解消&アンチエイジング対策もバッチリ。良いことずくめの夫婦生活を楽しむことができるはずです。
 

「いらない」夫は、切る覚悟も!

もちろん、上記<3>の段階であなたの意見を取り入れることなく、「俺だけが気持ちいいセックス」を夫が続けるようであれば、残念ながらその夫はあなたの人生に「必要ない」かもしれません。結婚を決めたときはお互いに若く、勢いで結婚してしまった……なんて人も多いことでしょう。でも、80歳90歳になるまでの長い人生、夫婦間の溝を深めながら生きていくのは、ストレスフルで愚かな選択でしかありません。
 

言葉で伝え、互いを理解する。人間としてごく当たり前のことを、ぜひ、夫婦の生活にも取り入れてみてください。

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