迫力満点!東京マラソン2019の「車いすマラソン」の見どころ

2019年3月3日、いよいよ東京マラソン2019が開催されます。42.195kmのマラソンコースと10kmのコースが設定され、エリート選手、市民ランナー、車いす選手、合わせて38,000人が首都・東京を駆け抜けます。
 

昨年初めて東京マラソンを取材した際に印象に残った、車いすマラソン。車いすマラソンは42.195kmを約1時間半で駆け抜ける迫力満点のレースで、昨年は選手が積極的にレースを展開して、フィニッシュ地点を目前にラストスパート合戦となりました。
 

注目選手は?

3月1日に開催されたプレスカンファレンスに登壇した(左から)副島正純車いすレースディレクター、マニュエラ・シャー選手、マルセル・フグ選手、マディソン・デロザリオ選手、ダニエル・ロマンチュク選手、タチアナ・マクファーデン選手、山本浩之選手、喜納翼選手、鈴木朋樹選手

2019年大会の注目として東京マラソン財団の方に話を聞いたところ「新コースとなった 2017年大会から日本人選手が連勝中。2017大会優勝の渡辺勝選手、2018大会優勝の山本浩之選手に加え、鈴木朋樹選手、西田宗城選手などの若手の活躍に期待です」とのこと。
 

また、昨年は残念ながら欠場となってしまったマルセル・フグ選手が今回は参加予定で、海外勢も東京でのトップを虎視眈々と狙っています。「今年もフィニッシュ直前までデッドヒートが繰り広げられる」との予想で、最後まで目が離せません。
 

今年から導入「車いすボーナスポイント」でレース展開に影響が!?

今大会から車いすマラソンでは変更点があります。それが「車いすボーナスポイント」です。 同財団によると、東京マラソン大会が加入するメジャーマラソン(=「アボットワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)」)では、昨年9月からのシリーズ XII(12)において「スプリントボーナスポイント制度」が導入されているとのこと。「スプリントボーナスポイント制度」とは、メジャーマラソンに加入する各大会が、それぞれ独自に設定する地点や区間について、最初にあるいは最速で通過した選手に対して、メジャーシリーズの順位を決定するためのボーナスポイントが与えられるというもの。


「東京マラソン 2019」大会の車いすレースでもこの制度が導入され、高輪の折り返し地点(約36キロ地点)から1.3キロ(約37キロ地点まで)の区間がボーナスポイント区間として設定され、この区間のタイムを競うことになります。
 

2017年大会から東京マラソンは新しいコースになり、車いすマラソンでも高速レースが展開されて記録が出ると予想されていましたが、序盤の牽制もあり、記録は伸びず、最後はスプリント勝負となりました。2018年大会も、勝負を決したのはフィニッシュ地点直前。2019年大会では「車いすボーナスポイント」が導入されることで、レースの一番きつい終盤に差し掛かったところで競争が促されることで、例年とは違ったレース展開が見られるかもしれません。