11月4日、幕を開ける第50回全日本大学駅伝。参加校は前回大会の上位6校、関東学連推薦校(早稲田大学)、各地の選考会を突破した18校に加え、全日本学連選抜、東海学連選抜を含む27チームで、愛知県・熱田神宮~三重県・伊勢神宮間の全長106.8kmのコース(全8区間)を競い、大学駅伝日本一を目指します(ルール変更などについてはこちらの記事をご確認ください)。
 

出場校の顔触れとしては、箱根駅伝4連覇中で、先月の出雲駅伝を制している青山学院大学、前回大会5位のメンバーが全員残っている東洋大学、10月13日に行われた箱根駅伝予選会を圧倒的な強さで首位通過した駒澤大学、前回大会2位の東海大学が上位候補と言われています。
 

前回大会優勝の神奈川大学、各学年に有力選手が揃う早稲田大学、出雲駅伝とメンバーをガラリと変更してきた中央学院大学、選手層の厚い帝京大学、エース塩尻和也選手(4年)を4区に配置してきた順天堂大学、今シーズン好調の阿部弘輝選手(3年)を擁する明治大学なども上位進出を狙っています。
 

注目校と注目選手は

ここでは筆者が注目している大学・選手を紹介していきます。
 

●青山学院大学

先頭で走ると各走者の成績が良い傾向があり、1区と2区がポイントになるのではと思います。出雲駅伝で1区区間賞の橋詰大慧選手(4年)を補欠選手にするなど、戦略的な含みを持たせています。
 

前回大会は3位でしたが、当時のメンバーが5名残っていることに加え、新戦力も台頭したことから、今年の戦力は昨年以上、とも言われています。
 

●東海大学

先月行われた出雲駅伝では、主力を欠いた中で3位。2区關颯人選手、3区館澤亨次選手(共に3年)を配する全日本大学駅伝のオーダーは強力であり、ここでトップに立ちたいところ。5区鬼塚翔太選手(3年)の走りにも注目です。
 

●駒澤大学

片西景選手(4年)、復調した加藤淳選手(2年)など多くの主力を補欠選手としているため、大幅なメンバー変更が見込まれます。全日本大学駅伝は過去12回の優勝を数え、戦い方を知っているという点で他校の脅威になりうる存在です。序盤で出遅れなければ優勝争いの可能性もあると思います。
 

●東洋大学

先月の出雲駅伝では青山学院大学にあと一歩と迫る、12秒差の2位だった東洋大学。同駅伝を欠場した渡邉奏太選手(3年)が全日本大学駅伝では復帰し、5区に配置されました。また、小笹椋選手、山本修二選手(共に4年)が補欠選手となっており、当日のメンバー変更にも注目です。
 

●明治大学

阿部弘輝選手(3年)は今シーズン、関東インカレ、日本選手権、関東地区選考会、箱根駅伝予選会といった大事な試合で必ず結果を残してきました。前回大会では7区で区間新記録。現状、補欠選手となっており、当日のメンバー変更にも注目です。
 

●全日本大学選抜

各地区選考会の落選した大学から、選抜されたメンバーで結成されたチーム。1区石井優樹選手(関西学院大学3年)、2区永戸聖選手(山梨学院大学4年)、3区坂東剛選手(関西学院大学4年)のオーダーは強力であり、上位でレースを進めたいところ。