箱根駅伝出場校が決定!
10月13日、第95回箱根駅伝予選会が行われ、上位11校が来年1月2日・3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)への出場権を獲得しました。
予選会当日は、気温が17度。観戦者にとっては肌寒いコンディションでしたが、風もなく、選手にとっては良いコンディションだったと思います。ハイペースな展開が予想され、実際に好記録が続出する展開となりました。
11枚の出場権の行方は……?
1位通過は駒澤大学。出場12名全員が高いレベルで走り、後続に7分の大差をつけ、前評判通りの強さを発揮しました。
塩尻和也選手(4年)が個人2位と活躍した順天堂大学が2位通過、昨年の全日本大学駅伝を制している神奈川大学は3位通過を果たしました。
箱根駅伝優勝経験のある山梨学院大学は10位通過と苦戦。11年連続出場を狙った上武大学もギリギリの11位通過でした。
その一方で、出場権獲得は惜しくもなりませんでしたが、初出場を狙った麗澤大学が12位(タイムは10時間48分41秒、11位と1分50秒差、前回15位)になるなど、今後の勢力図が変わる予感を感じさせる一幕もありました。
箱根駅伝出場校の顔触れは?
2019年1月2、3日に開催される箱根駅伝に出場するのは以下の大学です。
■シード権獲得校
- 青山学院大学(前回大会優勝)
- 東洋大学(同2位)
- 早稲田大学(同3位)
- 日本体育大学(同4位)
- 東海大学(同5位)
- 法政大学(同6位)
- 城西大学(同7位)
- 拓殖大学(同8位)
- 帝京大学(同9位)
- 中央学院大学(同10位)
■関東インカレ成績枠
- 日本大学
※「関東インカレ成績枠」とは、2014~2018年に開催される関東学生対校陸上(関東インカレ)における「総合得点」が最も多い大学(※1部校に限る)に箱根駅伝出場権を与えるというもの
■予選会通過校
- 駒澤大学(予選会1位)
- 順天堂大学(予選会2位)
- 神奈川大学(予選会3位)
- 國學院大学(予選会4位)
- 明治大学(予選会5位)
- 東京国際大学(予選会6位)
- 大東文化大学(予選会7位)
- 中央大学(予選会8位)
- 国士舘大学(予選会9位)
- 山梨学院大学(予選会10位)
- 上武大学(予選会11位)
上記22校と、予選会敗退校のメンバーから結成される関東学生連合チームを加えた全23チームが、来年の箱根駅伝へと出場します(第95回の節目にあたる大会のため、従来より出場チームが多いということになります。詳しくは『2019年箱根駅伝は最大「2校増」の23チームが出場へ!』の記事をご確認ください)。
今後のスケジュールは?
このあと各大学は合宿を行ったり、各地のハーフマラソン大会に出場し、箱根駅伝に向けたメンバー選考を行っていきます。例年、12月10日頃には各大学の出場選手エントリーメンバー(16名)が発表されます。
12月29日頃に区間エントリーが発表され、1月2日、3日の当日朝のエントリー変更(合計4人まで)を経て、箱根駅伝を迎えることになります。
また、11月4日には学生三大駅伝のひとつに数えられる第50回全日本大学駅伝が行われるため、こちらの結果にも要注目です。