ベトナムで人気のエッグコーヒー発祥「カフェ ジャン」が日本初上陸

横浜中華街にオープンした「CAFE GIANG(カフェ ジャン)」外観(2018年4月20日撮影)
横浜中華街にオープンした「CAFE GIANG(カフェ ジャン)」外観(2018年4月20日撮影)

ベトナムの首都・ハノイで人気の「エッグコーヒー」発祥の店「CAFE GIANG(カフェ ジャン)」が2018年4月23日(月)に横浜中華街にオープンした。同店は70年以上、暖簾分けを断り続け、ハノイに本店があるのみ。今回、初の2号店&日本初上陸となる。
 

エッグコーヒー(HOT480円)。冷めないようにお湯の入った器にカップがのせてある(2018年4月20日撮影)
エッグコーヒー(HOT480円)。冷めないようにお湯の入った器にカップがのせてある(2018年4月20日撮影)

「エッグコーヒー」とは、卵とコンデンスミルクをクリーム状に混ぜ合わせたものを、コーヒーの上にのせたもの。クリーム部分だけをすくって食べると、まるでカスタードクリームのよう。スプーンで混ぜながら飲むと、コーヒーの苦みとクリームの甘みが合わさり、ティラミスのような味わいになる。これまでに味わったことのない、新感覚のドリンクだ。HOTは480円、ICEは520円。

エッグコーヒー(ICE520円)(2018年4月20日撮影)
エッグコーヒー(ICE520円)(2018年4月20日撮影)

コーヒーも本店の味にこだわっている。本店では、ベトナム・ダラット地区で完全無農薬で栽培された高品質の豆を、絶妙なバランスでブレンドした同店完全オリジナルのコーヒーを使用しており、他では味わうことはできない。日本でも同じ豆を直輸入し、ベトナムのオーナーの指示の下、ベトナムから直輸入した焙煎機を使用し、毎日焙煎する。70年以上守られてきた伝統的な手法で淹れる「ベトナムコーヒー(HOT/ICE 420円)」も味わい深い。

「エッグ抹茶(HOT480円)」もベトナムで人気があるメニューとのこと(2018年4月20日撮影)
「エッグ抹茶(HOT480円)」もベトナムで人気があるメニューとのこと(2018年4月20日撮影)

「エッグコーヒー」のほかに、抹茶にエッグコーヒーのクリームをのせた「エッグ抹茶(HOT480円)」、日本オリジナルの「エッグシナモン(HOT480円)」、「エッグココア(HOT480円)」「エッグコーラ(480円)」、デザート酒として楽しめる「エッグビール(680円)」「エッグラム(680円)」がある。軽食メニューとして、ベトナムで親しまれている「バインミー(520円)」も用意している。

「バインミー(520円)」は、サクッと軽いパンにパクチーなどの野菜、チャーシュー、北京ダック、甜麺醤ソースをサンドした、日本オリジナルメニュー。テイクアウトも可(2018年4月20日撮影)
「バインミー(520円)」は、サクッと軽いパンにパクチーなどの野菜、チャーシュー、北京ダック、甜麺醤ソースをサンドした、日本オリジナルメニュー。テイクアウトも可(2018年4月20日撮影)

  

ベトナムで「エッグコーヒー」が誕生した背景とは

72年前、牛乳が手に入りにくい時代に考案された「エッグコーヒー」。カップにクリームを入れておき、コーヒーを注ぐ(2018年4月20日撮影)
72年前、牛乳が手に入りにくい時代に考案された「エッグコーヒー」。カップにクリームを入れておき、コーヒーを注ぐ(2018年4月20日撮影)

エッグコーヒーが誕生した1946年は、牛乳が手に入りにくい時代。現在のオーナーの父であり、当時ハノイの5つ星ホテル「ソフィテル・レジェント・メトロポール」のバーテンダーであったグエン・ザン(Nguyen Giang)さんが、牛乳の代わりに泡立てた鶏卵の黄身部分を使うことを考案した。

グエン・ザンさんのエッグコーヒーは多くの人を魅了し、当時からそのコーヒーの美味しさの理由を求め、国境を越えて多くの方が訪れたという。しかし様々なオファーを断り、唯一その味を受け継いだのが、現在のオーナーであるグエン・トリホアン(Nguyen Tri Hoa)さん。ずっと変わらない作り方でエッグコーヒーを「CAFE GIANG」で提供し、地元の人に愛されて続けている。
 

日本でも、本店の味と雰囲気をそのまま再現

ベトナムの雰囲気をより伝えるために、ベトナムの雑貨や家具を陳社長がセレクト。リラックスしてみんなでわいわいできるような、アットホームな空間を演出している(2018年4月20日撮影)
ベトナムの雰囲気をより伝えるために、ベトナムの雑貨や家具を陳社長がセレクト。リラックスしてみんなでわいわいできるような、アットホームな空間を演出している(2018年4月20日撮影)

日本初上陸にあたり「CAFE GIANG JAPAN」の代表取締役・陳 祖明(ちん そめい)さんは、次のように話す。

「『CAFE GIANG』のエッグコーヒーを初めて飲んだ瞬間、その美味しさに驚き、虜になりました。何としてもこの味を日本に届けたいと思い、何度も『CAFE GIANG』へ通い詰め、同じ職人として現オーナーのグエン・トリホアン氏と心を通わせました。

その結果、門外不出とされた家業の手法を、初の外部継承者として、また現オーナーに続く二人目の弟子として受け継ぎました。そして、初となる“暖簾分け”として、日本で展開することになりました。

日本の義理と礼儀をもって、本店の味をそのまま再現し、誠心誠意、一杯一杯手作りでご提供いたします。72年間、地元で愛され続けている本場のエッグコーヒーを、横浜中華街の『CAFE GIANG』でご賞味ください」(陳さん)

座席は1階と2階合わせて66席。ベトナムの本店と同様、低めのテーブル&椅子となっている(2018年4月20日撮影)
座席は1階と2階合わせて66席。ベトナムの本店と同様、低めのテーブル&椅子となっている(2018年4月20日撮影)


■CAFE GIANG(カフェ ジャン)
オープン日時:2018年4月23日(月) 14:00~
場所:横浜市中区山下町78-3
営業時間:10:00~23:00
定休日:無休
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅2番出口より徒歩約2分

【関連記事】
横浜の老舗果物店「水信」のフルーツパーラーがみなとみらいに開店(2018年4月)
アンクルトリスを生んだ「柳原良平」作品の常設展示施設が横浜に(2018年3月)