最も速い馬が勝つ!? 第78回皐月賞出走予定馬をチェック!

4月15日(日)に開催される、第78回皐月賞。牡馬クラシック三冠の一戦目で、「最も速い馬が勝つ」という格言があるレースとして競馬ファンにもおなじみ。今年は最終登録の時点で17頭の馬がエントリーしましたが、その中で注目馬をピックアップしてみました。

昨年は3連単100万円オーバー!! 皐月賞は今年も荒れる!?

2017年皐月賞勝ち馬アルアイン
昨年は9番人気の伏兵、アルアインが制覇。今年はどうなる!?(筆者撮影)

4月に入り、日本の競馬界もいよいよクラシックシーズンに突入。牡馬クラシックの第一戦となっている皐月賞も間もなく開催。今年で78回目を迎える皐月賞は4月15日(日)に中山競馬場の芝2000mを舞台に開催されます。
 

その昔から「最も速い馬が勝つ」と称されてきた皐月賞。歴代の勝ち馬を見ていくとナリタブライアンやディープインパクト、オルフェーヴルといった後の三冠馬たちが無事に一冠目を制したレースではありますが、その一方で穴馬が突如として台頭することも。その傾向は近年特に顕著で、実際に過去2年の皐月賞はいずれも8番人気以下の伏兵が勝利。アルアインが制した昨年に至っては3連単の配当が100万円を超えるという大荒れのレースになりました。
 

世代を牽引するスターホースが誕生する一方で、番狂わせがあるかもしれないという皐月賞。どんな馬が出るか気になりますよね。そこで、4月1日(日)に発表された最終登録馬の中から注目馬3頭を紹介します。
 

皐月賞注目馬その1:ダノンプレミアム

2018年弥生賞のダノンプレミアム
無傷の4連勝で弥生賞を制したダノンプレミアム。皐月賞でも1番人気は間違いない(筆者撮影)

今年の皐月賞を語る上で欠かせない昨年の2歳王者。先行して好位から抜け出すというレースセンスの良さに加え、ディープインパクト産駒らしい切れ味鋭い末脚を武器に後続を突き放すという完成度の高さで、ここまで4戦無敗。破った相手もステルヴィオ、ワグネリアンなど他の年なら主役候補に挙がってもおかしくない馬たちばかりなので、この馬の強さが改めて浮き彫りになりました。
 

朝日杯FSを制した当時、最大の懸念ともいわれた2000mへの距離も、前走の弥生賞であっさりと克服。現時点では死角と言う死角が見当たらないだけにどんな勝ち方を見せるか、同時に2011年のオルフェーヴル以来となる牡馬三冠制覇を達成するかが注目されます。
 

皐月賞注目馬その2:ステルヴィオ

サウジアラビアRCのステルヴィオ
ダノンプレミアムに2戦2敗のステルヴィオ。本番でリベンジなるか(筆者撮影)

弥生賞と並ぶ皐月賞のステップレースであるスプリングSを今年制したのがステルヴィオ。新種牡馬ロードカナロアからクラシック候補が誕生しました。2歳6月の早い時期からデビューするといきなり2連勝。しかし、1番人気で迎えたサウジアラビアRCでは先にダノンプレミアムを捕らえられずに2着。リベンジを期した朝日杯FSも2着とあと一歩届きませんでした。
 

エンジンがかかるのが遅いタイプなので、 中山競馬場のような小回りコースは苦手かもしれないと思われていました。しかし、中山競馬場で行われたスプリングSでは小回りコースに対応して見事に勝利。しかも、道中は差し馬に不利なスローペースにはまってしまい、直線半ばまで出てこられなかったにもかかわらず、ゴール寸前に猛然と追い込んで勝利しただけに、その価値は高いです。
 

血統のイメージとは裏腹に、距離延長に不安はなさそうで、 直線での切れ味はダノンプレミアム以上なので、G1特有の速い流れであれば逆転の目があるかもしれません。
 

皐月賞注目馬その3:キタノコマンドール

今年の皐月賞の台風の目となっているのがこの馬。戦績こそ2戦2勝で重賞にすら出走したことはありませんが、オークス3着のデニムアンドルビーの全弟と言う良血らしい豪快な末脚が最大の武器。すみれSではその末脚を繰り出して、2000年以降で最速のタイムで勝利し、騎手からその実力を絶賛されました。
 

あくまで伏兵的な扱いで皐月賞に挑むと思われましたが、レース本番の鞍上に過去5年で2勝2着1回という成績を誇る皐月賞男、ミルコ・デムーロを迎えることになりました。騎手の十八番であるロングスパートを打てるタイプということもあり、展開次第では一発逆転があるかもしれません。
 

その他にも昨年の東京スポーツ杯2歳Sを快勝し、弥生賞2着に入ったワグネリアンや、若葉Sを押し切ったアイトーン、そして共同通信杯で突き抜けたオウケンムーンなどが出走を予定している今年の皐月賞。牡馬クラシック第一冠目であり、世代トップが決まる一戦だけに注目度も高くなっています。今年の皐月賞は一体どんなレースになるのでしょうか?
 

◆2018年皐月賞最終登録馬

  • アイトーン(2018年若葉S)※優先出走権
  • エポカドーロ(2018年スプリングS2着)※優先出走権
  • オウケンムーン(2018年共同通信杯)
  • キタノコマンドール(2018年すみれS)
  • グレイル(2017年京都2歳S)
  • ケイティクレバー(2018年若駒S)
  • サンリヴァル(2017年芙蓉S)
  • ジェネラーレウーノ(2018年京成杯)
  • ジャンダルム(2017年デイリー杯2歳S)※優先出走権
  • ジュンヴァルロ(2017年黄菊賞(500万下))
  • ステルヴィオ(2018年スプリングS)※優先出走権
  • スリーヘリオス(2018年3歳未勝利)
  • タイムフライヤー(2017年ホープフルS)
  • ダノンプレミアム(2017年朝日杯FS)※優先出走権
  • ダブルシャープ(2018年若葉S2着)※優先出走権
  • マイネルファンロン(2018年スプリングS3着)※優先出走権
  • ワグネリアン(2017年東京スポーツ杯2歳S)※優先出走権
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