箱根駅伝、総合優勝は青山学院大学!4連覇できた理由とは?

1月3日、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が行われ、往路2位の青山学院大学が6区で先行する東洋大学を逆転、そのまま逃げ切り、4年連続の総合優勝を果たしました。4連覇できた勝因を紹介します。

青山学院大学、逆転で総合優勝!

1月3日、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が行われ、往路2位の青山学院大学が6区で先行する東洋大学を逆転、そのまま逃げ切り、4年連続の総合優勝を果たしました。
 

青山学院大学は、6区で小野田勇次選手(3年)が区間賞の走りで、先行する往路優勝の東洋大学を逆転。
 

続く7区の林奎介選手(3年)が大学駅伝デビューながら、区間賞(区間新記録)を獲得。8区の下田裕太選手(4年)も同区間3年連続の区間賞を獲得し、2位東洋大学以下を大きく引き離しました。
 

9区の近藤修一郎選手(4年)は区間9位、10区の橋間貴弥選手(3年)は区間2位で走り、優勝のゴールテープを切りました。
 

選手層の厚さが目立った

今回の箱根駅伝では往路重視の戦略を取っている大学が多かったのですが、青山学院大学は復路に、5区候補と噂された下田裕太選手を残すなど、他校と「選手層の厚さ」で違いを見せつけました。
 

また、後続で単独走をする選手にとっては、8区あたりから吹いていた強い向かい風が追い上げの妨げとなって、差が開いたと言われています。
 

◆総合順位

1位青山学院大学、2位東洋大学、3位早稲田大学、4位日本体育大学、5位東海大学、6位法政大学、7位城西大学、8位拓殖大学、9位帝京大学、10位中央学院大学(以上シード権獲得)
 

11位順天堂大学、12位駒澤大学、13位神奈川大学、14位國學院大學、15位中央大学、16位大東文化大学、17位東京国際大学、18位山梨学院大学、19位国士館大学、20位上武大学

オープン参加 関東学生連合(タイムでは21位相当)
 

11位以下の大学は、10月に行われる箱根駅伝予選会へと進み、第95回箱根駅伝の出場権獲得を目指すことになります。
 

◆区間賞

  • 6区:小野田勇次選手(青山学院大学3年)
  • 7区:林奎介選手(青山学院大学3年)
  • 8区:下田裕太選手(青山学院大学4年)
  • 9区:清水歓太選手(早稲田大学3年)
  • 10区:小笹椋選手(東洋大学3年)

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    韓国の戒厳令、尹大統領はなぜ突然「乱心」したのか。野党だけではない、北朝鮮とアメリカからの影響

  • ヒナタカの雑食系映画論

    独断と偏見で「2024年のホラー映画ランキング」を作成してみた。年末に映画館で見るならぜひ第3位を

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    「あれは全て私がやりました!」 わが社の“承認欲求モンスター”をどう扱うべきか?

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅