ピーチの井上CEO「ベンチャーからアドベンチャーへ」

就航5周年記念セレモニーで恒例の「ピーチポーズ」で並ぶ、ピーチ・アビエーションの井上慎一・代表取締役CEOと客室乗務員。

ピーチ・アビエーション(以下、ピーチ)が3月1日、就航5周年を迎えた。2012年3月、ピーチは日本初の本格LCC(ローコストキャリア/格安航空会社)として、大阪・関西空港を拠点に福岡と札幌(新千歳)に就航して以来、現在は国内14路線、国際13路線の合計27路線の就航ネットワークを持つ。
 

就航5周年に合わせた記念セレモニーでは、ピーチの井上慎一・代表取締役CEOが、日本の航空業界において最速で事業を展開して“最も成功している日本のLCC”と評価されていること、関西空港での旅客定期便の運航便数No.1や空港の利用者数の急増に貢献してきたことなどを挙げ、「これまでのピーチはベンチャーだった。次はアドベンチャー。これからも関西発の航空会社として頑張っていきたい」など、さらなる飛躍のプランを語った。
 

仙台と新千歳も拠点化、訪日外国人増にも貢献

ピーチは、2012年3月の国内線での2路線同時就航を皮切りに、同年5月には初の国際線として韓国・ソウルに就航。その後も、沖縄(那覇)を第2拠点とし、成田と羽田の首都圏への進出、昨年11月には上海(浦東)、今年2月には初の東南アジア路線として沖縄(那覇)-バンコク(スワンナプーム)に就航した。そして今後、仙台や新千歳も拠点化して国内線と国際線の路線をさらに拡大していく予定。
 

また、拠点の関西空港では、空港利用者がピーチの就航前後で1.7倍超も増え、入国する外国人数も4.6倍増加して全国水準よりも約3割も高い伸び率になり、ピーチがインバウンドを牽引していることも強調。ピーチの国際線では外国人の比率が7割を超えているといい、実際、ピーチの就航を機に外国人観光客が目に見えて増え続け、ターミナル内の保安検査や出入国審査などで以前にはなかった長蛇の列ができることもかなり多い。
 

ANAHD子会社化も、ピーチの独自性を保ちつつ発展めざす

ピーチ・アビエーションの5年間を振り返っての経緯や今後の展開などについて語る、井上慎一・代表取締役CEO。

井上CEOは、ピーチのこれまでの躍進について、首都圏よりアジアに1時間近い関西空港を拠点としたことが大きかったといい、今後については「関西の空からアジアの空を盛り上げたい」と、インバウンドはもちろん関西のさらなる活性化や地域創生にも貢献したいと語り、あくまで関西のエアライン、LCCでありたいという熱意がとても印象的だった。
 

さらに、先に発表されたANAホールディングスによる子会社化についても、井上CEOは「ピーチの独自性を尊重しながら、今後の発展を支援する」とのANA側の意向を明らかにした。
 

3月の1ヶ月間は毎日異なるセールを開催中

就航当時から“空飛ぶ電車”がキャッチフレーズ。2017年3月は1ヶ月間、日替わりでセールを実施。

なお、ピーチは就航5周年を記念し、2017年3月31日までの1ヶ月間、毎日変わる“アニバーサリーチケット”を販売する。「空飛ぶ電車でPeachする?」をテーマに、例えば、札幌「たまには贅沢に夕張メロン♪」、福岡「北九州で誰でも宇宙飛行士気分!」、上海「本場小籠包食べ比べ!」など、ピーチで気軽に旅をする新たなスタイルを提案。各日とも座席数限定。詳しくはピーチのホームページにて。
 

<参考サイト>

ピーチ・アビエーション 
 

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