「1日の労働時間が10~15時間」29歳男性、激務の塾講師から人材系営業へ。年収も450万円から500万円に

1日10時間を超える激務と少ない休みで限界を迎え、異業種の営業職へ転職して安定した働き方を手に入れた人もいます。今回は、神奈川県に住む29歳男性の転職エピソードを紹介します。

神奈川県在住・29歳男性のエピソード
神奈川県在住・29歳男性のエピソード
1日10時間を超える激務と少ない休みで限界を迎え、異業種の営業職へ転職して安定した働き方を手に入れた人もいます。

All About ニュース編集部は、2026年9月29日、転職経験のある人を対象にアンケート調査を実施。転職のきっかけや年収の変化、転職活動で苦労したことなどを聞きました。

今回は、神奈川県在住・29歳で転職した男性のエピソードを紹介します。
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この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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回答者のプロフィール&転職の状況

回答者本人:男性
在住:神奈川県
転職した時期:2019年
転職した年齢:29歳
業種・職種の変化:学習塾の講師から人材系の営業職に
年収の変化:450万円から500万円
応募社数・内定社数:2社応募、2社内定

厚生労働省が発表した「令和7年雇用動向調査」によると、25〜29歳の転職入職者のうち、前職と比べて賃金が「増加」した人の割合は49.8%でした。「変わらない」は25.0%、「減少」は23.9%で、「増加」が「減少」を25.9ポイント上回っています。

「このままここにいると自分の身が持たない」

転職活動を始めたきっかけや理由を尋ねると「1日の労働時間が10-15時間、休みも月に5日程度しかなく、激務が続いていました」と回答。

さらに「またサービス残業が常態化していました。疲労が限界となり控室で気を失い(気絶状態で眠っていた)、20分ほどで目が覚めましたが、その間誰にも気づかれませんでした。その出来事がきっかけで、このままここにいると自分の身が持たないと思い転職を決意しました」と話してくれました。

「何をアピールできれば内定に繋がるのか」

転職活動時の注意点や苦労したことを尋ねると、「職務経歴書は書きたいことではなく、応募先の企業が求めているスキルが伝わるように、一つ一つの項目を棚卸しし、当てはめていきました」といいます。

続けて「単純なしてきたことの羅列ではなく、相手が何を求めていて、何をアピールできれば内定に繋がるのかを理解したうえで書類作成しました」と、書類作成で工夫したポイントを明かしてくれました。

「人生の選択肢が広がりました」

転職してよかったと感じているかについては「はい」と回答。その理由について「固定残業は45時間あるものの、土日祝日休み、深夜でタクシー帰宅もしなくて済むなどの、安定した環境に変化しました」と語りました。

続けて「結果的に、今まで自分ができなかったプライベートの時間の充実など人生の選択肢が広がりました」と話してくれました。

今後転職活動をする人へ向けては「転職活動自体は、工数も掛かりますし楽ではありません。もしかしたら、希望の企業が見つからない可能性や、内定がもらえない可能性もあります。しかし、自分キャリアを見つめ直すきっかけとなり、自分がどんなスキルを持っているかを考えるきっかけにもなります。最終的に転職をするしないはおいておいても、転職活動はしてもいいかもしれません」とアドバイスしてくれました。

心身の限界をきっかけに異業種へ踏み出し、応募先が求めるものを意識して経歴を整理したことが、年収アップと安定した働き方につながっています。自分の身を守るための決断が、人生の選択肢を広げた転職といえそうです。

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