【山梨県】旅行ガイドがおすすめ! 旬の果物から幻の米まで……旅先で寄りたいファーマーズマーケット3選

山梨県はファーマーズマーケットの宝庫。山梨生まれのガイドが、種類が豊富な「風土記の丘農産物直売所」、幻の米に出会える「武川町農産物直売センター」、限定商品が充実の「旅の駅 kawaguchiko base」の3カ所を紹介します。

自然豊かな山梨県はおいしい食材の宝庫で、農産物直売所もたくさんあります。今回は山梨生まれの旅行ガイドが、実際に足を運んだ中から甲府市、北杜市、富士河口湖町の3施設をご紹介します。全て駐車場があり、車のアクセスが便利です。

朝から行列も! 旬の味がそろう「風土記の丘農産物直売所」

風土記の丘農産物直売所
多くの組合員が農産物を持ち寄る(写真提供:風土記の丘農産物直売所)
最初にご紹介するのは、甲府市の「風土記の丘農産物直売所」。地元農家の組合が運営している甲府市の施設で、農家の女性たちが軽トラックの荷台で開いた朝市がルーツ。

市民に新鮮でよいものを適正な価格で届けることを目的にしていますが、もちろん誰でも利用OK。中央自動車道の甲府南ICを降りてすぐの場所にあり、ドライブの途中にも立ち寄りやすい好立地です。 
風土記の丘農産物直売所
(写真提供:風土記の丘農産物直売所)
広々とした売り場には、中道地区を中心に収穫された野菜や果物がずらり。甲府市特産のとうもろこし「きみひめ」をはじめ、桃やすもも、ブドウ、梨、柿など、一年を通じて山梨らしい旬のリレーが続きます。

扱う品種も多く、例えばブドウはシーズン中には15~20種類ほど並ぶ日も。山梨県内のスーパーでも、これほど多くの品種を一度に見かける機会はなかなかありません。

そして品ぞろえと合わせて印象的なのが、ポップの充実ぶり。店内のあちこちに掲げられ、味の特徴や食べ方、保存方法などが丁寧に紹介されています。どれを選ぼうか迷ったときにも頼りになりますし、初めて見るものも試してみたくなりますよ。

夏には桃やブドウの「規格外箱(はねだし箱)」をお目当てに行列ができることも。ワイン売り場もあり、併設の食堂では地元の食材を使った料理も味わえます。山梨の食材の豊かさを実感できる直売所です。

■施設情報
住所:山梨県甲府市下曽根町1070-3
TEL:055-266-3858
営業時間:9:00~18:00(※冬季は変更になる場合があります)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)
アクセス:中央自動車道甲府南ICからすぐ。JR甲府駅から山梨交通バス75系統豊富行 間門停留所から徒歩1分
公式Webサイト:風土記の丘農産物直売所

幻の米に出会えることも! 「武川町農産物直売センター」

蔵をイメージした外観(写真提供:武川町農産物直売センター)
蔵をイメージした外観(写真提供:武川町農産物直売センター)
続いては、北杜市の「武川町農産物直売センター」。国道20号沿いにあり、蔵をイメージした白壁と瓦屋根の建物が目を引きます。 
米や野菜が並ぶ店内(写真提供:一般社団法人 北杜市観光協会)
米や野菜が並ぶ店内(写真提供:一般社団法人 北杜市観光協会)
店内はそれほど広くありませんが、地元らしい品がそろっています。

なかでもぜひチェックしたいのがお米です。実は武川町でつくられる武川米は、江戸時代に将軍へ献上されたとも伝わる由緒あるもの。甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山から流れるきれいな水や、花崗岩質の砂質土壌など、土地の自然がおいしさの理由になっています。

この直売センターでは、ほかの産地のお米を混ぜず、100%武川町産のお米を販売。コシヒカリのほか、市場にあまり出回らず「幻の米」とも呼ばれる農林48号も購入できます(※時期によってはお米は店頭にないこともあります)。

このほか直売センター手作りの納豆やみそも人気商品。八ヶ岳の高原野菜なども扱っています。お米と納豆、みそをそろえて買えば、帰ってからの食卓でも山梨を感じられますよ。

■施設情報
住所:山梨県北杜市武川町牧原682-2
TEL:0551-26-3074
営業時間:9:00~17:30(12~2月は17:00まで)
定休日:1・2月の火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス:中央自動車道須玉ICから車で約10分。JR日野春駅からタクシー(要予約)で約5分
公式Webサイト:武川町農産物直売センター

お土産ハンティングが楽しい「旅の駅 kawaguchiko base」

旅の駅 kawaguchiko base
おしゃれな外観(写真提供:旅の駅 kawaguchiko base)
最後は河口湖エリアの「旅の駅 kawaguchiko base」。2022年にオープンした、約4000坪の敷地にマルシェやレストランなどが集まる複合施設です。「旅の駅」というネーミングに、旅心を刺激されますね。 
旅の駅 kawaguchiko base
プライベートブランド商品「MEGU」が人気(写真提供:旅の駅 kawaguchiko base)
マルシェ「あさま市場」には、地元の野菜や果物、加工品、総菜など2000品目以上が並びます。特に注目したいのが、ここでしか買えない旅の駅のプライベートブランド「MEGU」。山梨の特産食材を使ったドレッシングや調味料、お菓子などがそろい、パッケージもおしゃれで、お土産にもぴったりです。

ワイン選びも楽しみの1つ。えりすぐりの山梨ワインが並び、一部は有料で試飲できるので、実際に飲んで気に入ったものを選べるのもうれしいところ。さらに敷地内にはワイナリー「7c(セブンシダーズワイナリー)」もあり、ワイン好きにはたまりません。

レストラン「テラスキッチン」では、山梨名物のほうとうや甲州牛のローストビーフ丼など、地元の食材を使った料理が楽しめます。少し時間に余裕をもって訪れて、買い物や食事をゆっくり楽しみたい場所です。

■施設情報
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
TEL:0555-72-9955
営業時間:9:30~17:30(冬季は16:30まで)
定休日:冬季に休館日あり(日程は公式Webサイトで告知)
アクセス:中央自動車道河口湖ICから車で約10~15分。富士急行線河口湖駅からタクシーで約10分
公式Webサイト:旅の駅 kawaguchiko base

※各施設の情報は2026年9月時点のものです。営業時間・開催情報は変更になる場合があります。訪問前に公式Webサイトにて最新情報をご確認ください。
古屋 江美子
この記事の執筆者: 古屋 江美子
旅行 ガイド
ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約50ヶ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。現在は神奈川県在住。 ...続きを読む
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