「遊ぶところがない」貯金7800万円の59歳無職男性。母との実家暮らしと老後への選択

老後の資産をできるだけ減らさないために実家を活用し、将来の独立を見据えて親と共に生活を続ける人もいます。今回は、長崎県五島市に住む59歳男性のエピソードを紹介します。

長崎県五島市在住・59歳男性のエピソード
長崎県五島市在住・59歳男性のエピソード
老後の資産をできるだけ減らさないために実家を活用し、将来の独立を見据えて親と共に生活を続ける人もいます。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、長崎県五島市在住・59歳男性のエピソードを紹介します。
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この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:59歳男性
職業:無職
在住:長崎県五島市
家族構成:母1人、自分
世帯年収:母72万円、自分100万円
実家の間取り:一軒家3LDK

毎月の生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:5万円
交際費:5万円
毎月のお小遣い:1万円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:7800万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳男性の1カ月の平均消費支出は18万7902円です。そのうち、住居費の平均は2万6605円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万1297円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
 
実家を出るかどうかについては「予定はある。母が亡くなったら。65歳前後」と話しました。

「一人暮らしの賃貸の家賃を浮かせるため」

実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「現在仕事を辞め無職となり、一人暮らしの賃貸の家賃を浮かせるため実家暮らし、母が亡くなったら家を売却するか賃貸に出し、自分は別のところで賃貸に住むつもりでいます」と回答。

さらに「持っている資産をできるだけ先延ばしし、今後の自分の老後の生活のために実家暮らしです」と話してくれました。

「誰かと一緒に暮らすというのは自分のペースだけでは生活ができない」

実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「田舎なので、交通の便が不便だったり、遊ぶところがない」といいます。

続けて「やはり誰かと一緒に暮らすというのは自分のペースだけでは生活ができないので相手のペースも考えながら生活しないといけないところが難しくなってくる。食事の時間や寝る時間など生活のスタイルが違うので自分のペースだけでは生活できないところが難しい」と、共同生活ならではの難しさを明かしてくれました。

お金に関する悩みでは「実家だと家が老朽化するとリフォームをしたり修繕したりしないといけないが今後使ったりするかどうかわからないのにどこまですればいいかが難しいところである」と続け、家計の事情を吐露。

老後を見据え、資産を守るための冷静な選択といえます。家の修繕などの課題に向き合いながら、将来に備えている状況です。

※回答者のコメントは原文ママです
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