夏の宮城県は、青々と茂る森と涼しい水しぶきが気持ちいい滝観光の最盛期です。蔵王の火山地帯から仙台近郊の渓谷まで、個性豊かな絶景の滝がそろっています。今回は、いずれも入場無料で夏の避暑にもおすすめの3スポットをご紹介します。
※各施設の情報は2026年7月時点のものです。状況により変更になる場合があります。訪問前に公式サイトにて最新情報をご確認ください。
「不帰の滝」は7月がコマクサも見頃! 蔵王・御釜を水源とする高さ97.5mの火山地帯の大瀑布
宮城県蔵王町にある「不帰の滝(かえらずのたき)」は、蔵王のシンボル・御釜から流れ出た水が溶岩台地を流れ、荒々しい岩肌を噛みながら一気に落ちる高さ97.5m・幅14mの大瀑布です。蔵王エコーライン沿いの「駒草平」駐車場から展望台まで数分歩くだけで観覧できます。
駒草平は標高1,383mに位置し、夏でもひんやりと涼しい別天地です。蔵王町内が猛暑の日でも約20℃前後と快適で、避暑地としても最適。7月は高山植物コマクサの群生が見頃を迎えるため、滝と高山植物を同時に楽しめる絶好のタイミングです。蔵王エコーラインは例年11月上旬〜4月下旬が冬期通行止めとなるため、夏の訪問がおすすめです。
料金・アクセス
入場料:無料
駐車場:駒草平駐車場(無料・トイレあり)
※蔵王エコーライン冬期通行止め(例年11月上旬〜4月下旬)
所在地:宮城県刈田郡蔵王町倉石岳国有林内
TEL:0224-33-2215(蔵王町農林観光課)
「鳳鳴四十八滝」は夏の新緑が映える! 広瀬川の渓谷に連なる、鳳凰の声に例えられた連瀑
仙台市青葉区作並にある「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)」は、仙台市内から山形県に抜ける国道48号沿い・広瀬川上流に位置する連瀑群です。
高台から広瀬川の上流を眺めると、鬱蒼(うっそう)とした樹林の間を白い泡を立てながら流れ落ちる滝の向こうに、お釜を逆さにしたような形の「鎌倉山」がそびえる絶景が広がります。
夏は豊かな緑が滝を彩り、涼やかな水音と澄んだ空気が心地よい癒しのスポットです。東北自動車道仙台宮城ICから車で約25分、JR仙台駅西口からのバス(作並温泉行・「鳳鳴四十八滝入口」下車)でもアクセスできます。普通自動車20台の無料駐車場が整備されており、作並温泉でひとっ風呂浴びてから訪れるプランも人気です。
料金・アクセス
入場料:無料
駐車場:普通自動車20台(無料)
所在地:宮城県仙台市青葉区作並字棒目木
アクセス:東北自動車道仙台宮城ICから車で約25分 / 市営バスJR仙台駅西口14番乗り場・作並温泉行「鳳鳴四十八滝入口」下車
TEL:070-1143-6633(作並・定義地区観光案内所)
「秋保大滝」は夏の水しぶきで涼を体感! 日本の滝百選・国名勝の落差55m、滝つぼまで歩いて大迫力
仙台市太白区秋保にある「秋保大滝(あきうおおたき)」は、「日本の滝百選」に選ばれ、国の名勝にも指定されている落差55m・幅6mの直瀑です。華厳の滝(栃木県)・那智の滝(和歌山県)と並ぶ「日本三大瀑布」の1つとも称されます。
夏は水量が増し、轟音とともに豪快に流れ落ちる滝が発する冷たい水しぶきが体に降り注ぎ、猛暑の日でも一気に涼しくなる最高の避暑スポットです。
大駐車場から滝見台まで徒歩約5〜10分で全貌を眺められるほか、不動滝橋脇の遊歩道を下りて約20〜30分で滝つぼまで到達することもできます。滝つぼのそばでは霧状の水しぶきに全身が包まれ、まさに夏に訪れるべき体験ができます。遊歩道は急な坂道が続くため、動きやすい靴・服装での訪問がおすすめです。周辺には「秋保大滝不動尊」や「秋保大滝れすとはうす」も隣接し、観光後の休憩も便利です。
料金・アクセス
入場料:無料
駐車場:普通自動車約200台(大駐車場・臨時駐車場・滝つぼ駐車場 合計)、大型自動車約6台(無料)
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
アクセス:宮城交通・JR仙台駅西口8番乗り場 秋保大滝行「秋保大滝」下車(土日・祝日のみ運行)/市営バスJR愛子駅2番乗り場 秋保温泉・二口方面線「秋保大滝」下車
TEL:022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)



