「家族カードを作ったが、親が使ってくれない」資産1億円超、51歳男性。年収450万円で介護を担うリアル

親の介護に合わせた地方へのUターンなど、家族への献身を大切にしつつ、仕事やプライベートな時間とも上手に折り合いをつけながら実家で暮らす人も少なくありません。今回は、群馬県館林市に住む51歳・自営業男性の事例を取り上げます。

群馬県館林市在住・51歳男性のエピソード
群馬県館林市在住・51歳男性のエピソード
親の介護をきっかけとした地方への移住など、家族のサポートを優先しながら自身の仕事や趣味との最適なバランスを実家生活に見出すケースもあります。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、群馬県館林市在住・51歳男性のエピソードを紹介します。
All About ニュース編集部
この記事の執筆者: All About ニュース編集部
「All About ニュース」は、ネットの話題から世の中の動きまで、暮らしの中にあふれる「なぜ?」「どうして?」を分かりやすく伝えるAll About発のニュースメディアです。お金や仕事、恋愛、ITに関する疑問に対して専門家が分かりやすく回答するほか、エンタメ情報やSNSで話題のトピックスを紹介しています。 ...続きを読む
>プロフィール詳細

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:51歳男性
職業:自営業
在住:群馬県館林市
家族構成:親1人、子ども1人(自分)
世帯年収:親80万円、自分450万円
実家の間取り:2LDK

毎月の生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:5万円(その他に水道光熱費・通信費など公共料金は全て自分の負担)
交際費:なし
毎月のお小遣い:2万円
毎月の貯金額:11万円
貯金総額:400万円くらい(その他に株式やETF、投資信託など金融資産が1億2500万円ほど)
 
実家を出るかどうかについては「介護で戻って来たので、親が死ぬまでは実家を出る予定はありません。自営業を開業しているので、おそらく親の死亡後もとどまります」と話しました。

「地方移住に大きな問題がなかった」

実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると、いくつか回答を挙げてくれました。まずは「親が『宅内は何とか移動できる』といった程度に足腰が弱ってしまった」といい、次に「自営業開業前の会社員時代もフルテレワークだったので、地方移住に大きな問題がなかった」とのこと。

さらに「それまで都内(芝浦)に住んでいて非常に満足していたが、どうしても欲しい車があり購入しようとしたときに、駐車場代がどんなに安くても月4万円以上するため、地方なら負担を軽くできると思った」と話してくれました。

「家族カードを作ったが、親が使ってくれない」

実家暮らしで苦労していることについて、1つ目は「親の介護。主に病院や買い物への付き添いなどで平日でも不定期に時間を取られる」と回答。

続けて2つ目に「親ができない家事(トイレ掃除や風呂掃除など)のために時間を取られる。頻度やいつやって欲しいかなどに暗黙の要求がありこちらの予定が組めない」といいます。

3つ目は「移動に難のある親に万が一のことがあったら……と考えると、長時間の外出がしにくい」と、切実な状況を話してくれました。

お金に関する悩みでは「生活費として渡すためだけに現金を下ろしてくるのは手数料や手間もバカにならないので、クレジットカードの家族カードを作ったが、親が使ってくれない」と続け、支払い方法をめぐるもどかしさを吐露。

介護や家事に時間を割かれる苦労はありますが、潤沢な資産背景と自営業の強みを活かし、親を支えながら自身の生活基盤を盤石なものにしている好例といえそうです。

※回答者のコメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
次ページ
1人暮らしの1カ月あたりの平均生活費を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    会費0円、会員3名でもPTAは回る。理想を形にした「架空の小学校」という驚きの手法

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『マリオ』新作映画が「評論家からの賛否が分かれている」けど「心配ない」と言えるワケ

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策