All About ニュース編集部では、2025年12月8〜9日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、穴場秘境に関するアンケートを実施しました。
その中から、長期休みに行きたい「鳥取県の穴場秘境」ランキングの結果をご紹介します。
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調査概要
調査期間:2025年12月8〜9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国10〜60代の男女250人
※本調査は全国250人を対象に実施したもので、結果は回答者の意見を集計したものであり、全体の意見を断定的に示すものではありません
3位:龍神洞/45票
鳥取県岩美郡岩美町にある龍神洞は、国の天然記念物に指定されている浦富海岸(うらどめかいがん)のダイナミックな景観の一部をなす海食洞です。青く澄んだ海に面した断崖絶壁の下にぽっかりと口を開けており、遊覧船やカヌーで内部に入ることができます。洞窟内は光の加減で幻想的な青色に輝き、まさに自然が作り上げた芸術作品。日本海の荒波が作り出した造形美は、訪れる人に強い印象を与え、探検心をくすぐる場所です。
回答者からは「シーカヤックで海からの景観を楽しみながら海食洞を体感してみたい」(50代男性/沖縄県)、「海のすごさと洞窟の壮大さがいっぺんに味わえるし、そのような場所は他には無いので一度は体感してみたい。訪れるだけで気持ちもリフレッシュして前向きになれそうだから」(40代女性/愛知県)、「山陰海岸でも最大級の海食洞で、神秘的で行ってみたいです」(50代女性/広島県)といった声が集まりました。
同率1位:三徳山投入堂/49票
同率1位の1つ目は「三徳山投入堂(みとくさんなげいれどう)」でした。三朝町(みささちょう)の三徳山にある国宝の仏堂です。垂直に切り立った絶壁のくぼみに、平安時代後期にどのようにして建てられたのか謎に包まれたまま佇んでいます。あまりの険しさから「日本で最も危険な国宝」とも称され、行者道(修行の道)を登りきった者だけがその姿を間近に見ることができます。山全体が信仰の対象であり、歴史的価値と自然の迫力が融合した特別な秘境です。
回答者からは「険しい山道の先に現れる絶景の寺院で、非日常感が段違いだから」(30代女性/東京都)、「三徳山投入堂は、断崖に建てられた日本でも唯一無二の寺院で、鳥取県のなかでも圧倒的な秘境感があるため選びました。参拝には険しい道を登る必要があり、自然の中を進んで到達する過程そのものが冒険のような体験になります。長期休みだからこそ時間と体力を使って挑戦してみたい特別な場所であり、達成感と絶景の両方を味わえる点が魅力です」(20代男性/愛媛県)、「断崖絶壁に建てられたお堂という珍しい景観に強く惹かれたから。実際に訪れて、自分の目でその不思議な光景を見てみたいと思った。神秘的な雰囲気があり、心が落ち着きそうな場所だと感じたため」(30代女性/秋田県)といった声が集まりました。
同率1位:雨滝/49票
同率1位の2つ目は「雨滝(あめだき)」でした。鳥取市の吉岡温泉からほど近い場所にある「日本の滝百選」の一つで、県内最大の落差40mを誇ります。岩肌を勢いよく流れ落ちる水しぶきが、まるで霧雨のように見えることからその名が付きました。周囲は清流の渓谷となっており、清涼感に満ちています。特に緑が濃くなる時期や水量が増す雨季の後には、より一層その豪快な姿を間近に感じることができ、心身ともに清められるような感覚を味わえます。
回答者からは「日本の滝百選に選ばれている迫力ある滝を見てみたいです」(30代女性/愛知県)、「日本の滝百選に選ばれた名瀑。豊富な水量が迫力満点で、周辺の森の涼やかな空気が日常の疲れを癒してくれる」(30代男性/滋賀県)、「周囲は深い森に囲まれ、滝の豊富な水量が岩肌を打ち付ける様は圧巻です」(60代男性/香川県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです



