2025年12月4日、東京都保健医療局は都内ではしか(麻しん)患者が発生したと発表。患者が周囲に感染させる可能性のある時期に利用した店舗などの情報を公開しました。本記事では患者の行動について記載します。
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All About ニュース編集部
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患者の立ち寄り先と日時について
発表によると、患者は40代女性。不特定多数と接触した可能性がある日時は11月23日で、立ち寄り先は以下の通りです。・11時30分~12時30分頃:中華麺店 喜楽(渋谷区)
・12時30分~18時00分頃:渋谷スクランブルスクエアの1、10階
上記日時に同施設を利用された人は体調に注意してください。もし発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血など、はしかを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に連絡し、はしかの疑いがあることを伝えましょう。
症状の特徴と受診時の注意点
はしかは感染力がきわめて強く、感染すると約10~12日後に発熱や咳などの風邪のような症状が現れ、その後39度以上の高熱と発疹が出現すると言われています。受診の際は、公共交通機関の利用を控えて医療機関の指示に従ってください。一方で、はしかはワクチン接種で防げる病気です。定期予防接種(1歳児および小学校就学前の1年間)をまだ受けていない人は、かかりつけ医に相談し、早めに接種を受けることが推奨されています。また、海外渡航後の帰国時に疑わしい症状がある場合も、必ず事前に医療機関に連絡の上、相談してください。



