【散歩】錦糸町駅周辺は「歓楽街」だけじゃない! 大きな公園、渋い喫茶店、サウナもあり住みやすい街
東京23区東部のなかでも一大繁華街として有名な墨田区・錦糸町。「ちょっと治安が……」というイメージはあるものの、実は駅周辺の設備が充実&住みやすい街となっております。その近況を行って確かめてみました!
1657年(明暦3年)に発生した「明暦の大火」で江戸市中が焼けてしまった際、江戸幕府は代わりに隅田川東岸(現在の墨田区・本所地域)を開拓。
その東端にあたる場所には「錦糸堀」と呼ばれていたお堀があり、現在の「錦糸町」の由来となったそうです。「本所七不思議」に登場する「おいてけ堀」はこの錦糸堀がモデルなのだとか。
錦糸町駅南口は夜もギラギラしています
現在の錦糸町と言えば「夜の街」というイメージが根強いですが、2000年代以降は再開発で住環境が大きく向上。駅周辺は「アルカキット」「ヨドバシカメラ」「マルイ」「パルコ」など量販店が充実し、加えて錦糸公園一帯は緑豊かで住環境の良い街となっています。
24年4月に個人事業主として独立したライター兼イラストレーター。カフェ・居酒屋探し、博物館・美術館見学、銭湯巡りや寺社探訪など、都心部の街歩きが大好き。
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錦糸公園はのんびりスポット
今回は錦糸町界隈を、JR錦糸町駅の北側から散策してみます。
写真中央下にある輪っかがECHO
北口ロータリーは比較的こじんまりした印象。ロータリー中央のオブジェが非常に目立っています。これは1997年に設置された「
ECHO(エコー)」という題のもので、墨田区の「音楽都市」を目指した街づくりに由来し、音楽の「ヘ音記号」や楽譜をイメージしています。
半蔵門線の入口とパブリックアート
JRの北口から少し離れた場所に半蔵門線の入り口が。JR(高架線)と半蔵門線(地下鉄)は駅舎を共有しておらず、乗り換えに少し時間がかかる上に屋外を歩くので、雨の日などは要注意です。
公園の向こうに見えるスカイツリー、オリナス、ひがしんアリーナ
ロータリーから右手(東方向)に少し進んだ先にある「
錦糸公園」は1928年に開園。21世紀に入ってから商業施設「オリナス」開業と合わせて再開発され、この地域の中心スポットとなっています。
子どもが大喜びしそうな遊具
園内はとっても広々! 散歩や遊びに興じる人々も数多く、色とりどりの子ども向け遊具や野球場も備えています。周辺を雑居ビルや高層ビルが林立するなか、ここだけがエアポケットのような雰囲気です。
上手い具合にスカイツリーを見られる位置にある広場とベンチ
ベンチから東京スカイツリーを眺めつつ読書、という休日スタイルも可能。ちょうどスカイツリー向きにベンチが置いてあるのが良いですね。
東京スカイツリーのある押上は東京メトロ半蔵門線で錦糸町駅の一駅隣にあり、錦糸町からも徒歩圏内。このため、錦糸町は散歩と合わせてスカイツリー観光をする時の起点ともなっています。
公園近くもスポーツ・買い物施設が充実
体を動かすのが好きな人向けの施設
錦糸公園内の「
ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)」は体育アリーナのほか武道場、フットサルコート、トレーニング場などを完備。「スポーツを『する・みる・支える』」という墨田区のスポーツ振興を象徴する施設です。
アリーナの屋外階段を上った先の2階にあります
併設されているカフェ「
FUGA COFFEE」は、ナチュラルテイストのパンで有名なベーカリーチェーン「R Baker」のプロデュース。こちらもスポーツの前後に利用したくなりますね。
ひがしんアリーナ近くにある王貞治氏のモニュメント
「1本足打法」で活躍したプロ野球界の偉人であり、墨田区の名誉区民である王貞治氏の足跡を紹介する「
王貞治のふるさと墨田」も併設されているので、往年のプロ野球が好きな人にとっても訪れる価値アリです。
どことなく錦糸公園の遊具とも似通った外観
そして公園と隣接する「
オリナス錦糸町」は、2006年に完成した大型ショッピングモール。「オリナスタワー」や映画館「TOHOシネマズ錦糸町オリナス」も備え、錦糸公園とワンセットで錦糸町北側のランドマークとなっています。
すっかり錦糸町住民の憩いの場となっています
例えば家族連れであれば、休日はカフェタイムやランチタイムを過ごし、公園でのびのびと体を動かし、時には映画を見たり。あるいはひがしんアリーナで軽く汗を流したりと一日中満喫できるでしょう。
名指揮者・小澤征爾の愛したホール
以上のように、錦糸町駅北口の東側は爽やかな再開発エリアとなっていますが、逆にロータリーから左手(西方向)に進むと、昭和〜平成初期から続く繁華街として、そして文化の街としての錦糸町が見えてきます。
アルカキットの横にあるスタバは夜遅くまでやっていておすすめ
ロータリー沿いの「
アルカキット錦糸町」は「アカチャンホンポ」「ユニクロ」など有名店が入り、駅直結で便利。2025年にはテレビ東京系のバラエティー番組でもピックアップされて話題になりました。
多くの名演奏が行われたホール
そのアルカキットに隣接する「
すみだトリフォニーホール」は、
世界的指揮者・小澤征爾さんの在籍していた「新日本フィルハーモニー交響楽団」が拠点としている施設。「音楽都市」としての錦糸町を代表する有名ホールです。
ホール2階の回廊にあるパブリックアート
現在でも多くのクラシックコンサートが催されているほか、ホール施設内あちこちの壁面や空間にパブリックアートが。視覚・聴覚の双方から墨田区の芸術活動に触れられます。