All About ニュース編集部では、2025年12月4〜5日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、日本の城に関するアンケートを実施しました。その中から、絶景だと思う「中国・四国地方の城」ランキングの結果をご紹介します。
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調査概要
調査期間:2025年12月4〜5日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国10〜70代の男女250人
※本調査は全国250人を対象に実施したもので、結果は回答者の意見を集計したものであり、全体の意見を断定的に示すものではありません
同率2位:岡山城(岡山県)/40票
岡山県岡山市にある岡山城は、外壁が黒塗りの下見板張りであることから「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。旭川の流れを背にした姿は雄大で、天守の荘厳な姿が水面に映る景観は絶景です。特に城周辺の桜や紅葉の季節には、黒い天守とのコントラストが美しく、歴史的景観と自然の調和を楽しめます。
回答者からは「黒い天守と旭川・後楽園の緑が作るコントラストが独特で、優雅な景観が楽しめるから」(40代男性/静岡県)、「金箔が施された瓦を使用していたり、天守台が不等辺五角形の形をしていて珍しい構造をしていて他の城とは違う部分があって見ごたえがあると思うため」(40代女性/兵庫県)、「黒の壁に金の鯱の組み合わせが上品でカッコいいから」(40代女性/大阪府)といった声が集まりました。
同率2位:備中松山城(岡山県)/40票
岡山県高梁市にある備中松山城は、現存天守を持つ唯一の山城で、標高430メートルに位置しています。秋から冬にかけての早朝には、雲海に浮かび上がる幻想的な姿を見ることができ、「天空の山城」として知られています。自然の要害を利用した城郭は、日本の山城の魅力を今に伝えています。
回答者からは「山城の最高峰”とも言える存在で、特に秋から冬にかけて雲海に浮かぶ姿が圧巻」(40代男性/大阪府)、「山の上に築かれており、雲海や山並みと一緒に見ると非常に美しい景色だから」(30代男性/富山県)、「山頂にそびえる姿が雄大で、雲海に包まれると幻想的な雰囲気になります。日本で唯一現存する山城としての価値も高いです」(40代男性/北海道)といった声が集まりました。
1位:松江城(島根県)/76票
島根県松江市にある松江城は、現存する天守閣が国宝に指定されている貴重な城です。天守は黒塗りの下見板張りが特徴で、全国に現存する12天守の一つとして知られています。城下町のすぐそばには宍道湖が広がり、松江城は「水の都・松江」の象徴的な存在です。城の周囲を堀川が巡っており、遊覧船に乗って水上から城郭を眺めることができます。
回答者からは「天守や堀の美しさ、街並みとの調和が魅力」(40代女性/鹿児島県)、「湖畔に立ち、重厚な黒い外壁と白い壁のコントラストが絵になるから」(50代女性/京都府)、「松江城は、宍道湖にほど近い水の都・松江を象徴する名城で、全国に現存する十二天守のひとつという希少性も魅力です。天守の最上階からは城下町の街並みと宍道湖の雄大な景色が一望でき、特に夕暮れ時の湖面に沈む夕日は息をのむ美しさです。堀に映る黒い天守と周囲の緑、季節ごとに表情を変える風景は、まさに『絶景』と呼ぶにふさわしい景観だと感じます」(50代男性/長崎県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです



