「私が落ち込んでいたとき……」ISFJ・50歳女性がINFJ夫と一緒にいても孤独を感じるワケ。それでも関係を続ける理由

若者を中心に高い人気を誇る性格診断。細かい性格の分類と恋愛を掛け合わせて捉えると、新しい付き合い方のヒントが得られるかもしれない。今回はAll About ニュース編集部の独自調査から、50歳女性が語る夫婦生活の現在地を覗いていこう。

50歳女性が語る、恋愛の現在地
50歳女性が語る、恋愛の現在地
国際規格に基づいた性格診断として、高い認知度を誇るMBTI。最近ではこの理論をもとに作られた16タイプ診断(16Personalitiesなど)が、若者の間で人気を集めている。血液型占いのように人と人との相性も紹介しているこれらの診断を恋愛事情と絡めて見ていけば、新しい付き合い方のヒントが得られるかもしれない。

今回は、All About ニュース編集部が独自調査した「性格診断」についてのアンケート結果から、50歳女性の夫婦生活の現在地を紹介する。
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この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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回答者プロフィール

回答者本人:50歳女性
在住:兵庫県
性格診断の結果:ISFJ
パートナー:51歳男性
パートナーの性格診断の結果:INFJ
パートナーとの関係:夫婦

職場のチームが一緒に。ISFJ妻がINFJ夫に惹かれた理由

「職場のチームで一緒になった事がきっかけです。最初は業務上のやりとりでしたが、徐々に会話が増えていって、自然と親しくなっていきました」と、彼と出会ったきっかけを語るAさん(仮名)。現在50歳、兵庫県に暮らす彼女の性格診断の結果はISFJ。51歳のパートナーはINFJなのだという。

Aさんが惹かれたのが、彼の控えめな優しさ。「初めて一緒に残業した日に、疲れていた私にさりげなく差し入れをくれた事が印象的でした。控えめながらも思いやりのある姿勢に惹かれました」と、当時の初々しい思いを振り返る。

「感情を言葉にするのが苦手なようで」夫の気になる部分は

けれど、一緒に時間を重ねれば、見えてしまう影の部分もある。最近では、夫と過ごしていても孤独を感じることがある点が引っかかっていると話す。

「感情を言葉にするのが苦手なようで、すれ違いが生じる事があります。以前、私が落ち込んでいた時に何も言ってくれなくて、孤独を感じた事がありました」と、戸惑いの様子を隠さない。

「根底には信頼と安心感が」夫婦生活を続けたいと思うワケ

それでも、パートナーと歩み続ける理由も、彼女の中でまた確かだ。「不満もありますが、根底には信頼と安心感があります。互いの違いを理解し合いながら、穏やかな関係を築いていきたいと思ってます」と前向きに未来を見据えている。

何より、彼との関係の中で、Aさん本人にも変化が生まれた。「相手の価値観を尊重するようになって、感情を言葉で伝える事の大切さを意識するようになりました。以前よりも自分の気持ちを整理して伝える力がついたと思います」。

未来のことは分からないが、今日も隣にいたいと思える。それが、今の彼女が出した答えなのだろう。MBTIが同じ人もそうでない人も、リアルな彼女の現在地から、見えてくるものがあるかもしれない。

※【編集部注】MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づく性格検査であり、専門資格を持つ実施者によって行われます。一方で、SNSなどで流行している「MBTI診断」や「16タイプ診断(16Personalitiesなど)」は、MBTI理論をもとに作られた独自の診断であり、公式の検査とは異なります。記事内で紹介している内容は、あくまで個人の体験や考えをもとに構成したもので、公式検査結果を示すものではありません。
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