【東京都】クマ対策強化! ツキノワグマ目撃続出で“銃携帯ハンター”が週3巡回へ。出没防げるか?

東京都はツキノワグマの増加を受け、11月28日〜12月末にハンター巡回を行い生活圏への出没防止を図ると発表しました。対象地域やスケジュールなども公表しています。

画像出典:PIXTA公式Webサイト

東京都はツキノワグマの目撃が続いていることを受け、被害防止に向けたハンターによる巡回を開始すると発表しました。都民の安全と安心を確保するため、生活圏への出没を未然に防ぐことが目的です。実施期間は2025年11月28日から12月末までとなっています。

対象となる地域と実施スケジュール

今回の巡回は、東京都猟友会との連携により行われます。対象エリアは、八王子市、青梅市、あきる野市、奥多摩町、日の出町、檜原村です。これらの地域における「人の日常生活圏」の中でも、特に目撃情報が多い場所で、銃器を携行したハンターが巡回します。

実施頻度は週3日程度で、クマが冬眠に入り出没が減少すると想定される12月末まで続けられる予定です。

クマを発見した際の対応と安全確保

巡回は「TOKYOくまっぷ」などの出没状況を確認しながら行われます。もしハンターがクマを発見した場合は、速やかに関係機関と連携するとともに、追い払いを実施。また、クマが市街地などにとどまるような状況であれば、市町村の判断によって緊急銃猟へ移行することも想定されています。

クマを見かけた際はむやみに近づかず速やかに通報するなど安全確保への協力をし、また自身の身の安全を守りましょう。
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