All About ニュース編集部では、2025年11月26日、全国20〜60代の男女250人を対象に、好き＆買ってみたい伝統工芸品に関するアンケートを実施しました。その中から、好き＆買ってみたい「宮城県の伝統工芸品」ランキングの結果をご紹介します。
＞4位までの全ランキング結果を見る
この記事の執筆者：
坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
...続きを読む
調査概要
調査期間：2025年11月26日
調査方法：インターネット調査
調査対象：全国20〜60代の男女250人
※本調査は全国250人を対象に実施したもので、結果は回答者の意見を集計したものであり、全体の意見を断定的に示すものではありません
2位：鳴子漆器／80票
宮城県大崎市にある鳴子温泉地域で作られる鳴子漆器（なるこしっき）は、木地の挽き方や堅牢（けんろう）さが特徴の漆器です。特に「木目塗り」という技法は、木目の美しさを生かした独特の文様が人気。その実用性と、温泉地でのお土産としての知名度から支持を集めました。
回答者からは「艶があって上品だし、長く使える物なので一つは家にあったらなと思う」（40代女性／大阪府）、「木目を生かした漆器はとてもきれいだし、ふだん使いに馴染む」（40代男性／長野県）、「木目の美しさに目を引かれる製品が多くあるから」（50代女性／埼玉県）といった声が集まりました。
1位：宮城伝統こけし／116票
宮城県は、鳴子系、遠刈田系、作並系、弥治郎系、肘折系など、多様な様式を持つ「宮城伝統こけし」の産地です。素朴な表情と木肌や描彩の美しさが特徴で、日本の伝統的な木工芸品として高い人気を誇ります。その愛らしい見た目と地域ごとに異なる個性が、「好き・買ってみたい」という支持を集めました。
回答者からは「同じ顔がなく唯一無二の表情を楽しめるから」（30代女性／埼玉県）、「宮城の工芸品といえばこけしというイメージがあり、古くから愛されているイメージがあるから」（30代女性／石川県）、「素朴で温かみのある表情が魅力的で、職人の手仕事の丁寧さを感じられる点に惹かれました」（20代男性／福井県）といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
