M!LKで紅白出場も達成! スタダアイドル「佐野勇斗」の俳優としての魅力を徹底検証
ボーカルダンスユニット・M!LKとして『第76回NHK紅白歌合戦』出場が決定し、俳優としても注目作に多く出演している佐野勇斗さん。この記事では、これまで数多くの作品に出演してきた佐野さんの、俳優としての魅力を解説します。(サムネイル画像出典:佐野勇斗さん公式Instagram)
さまざまなメインキャストに挑戦! どんな役を演じてきた?
2016年放送のテレビドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系)では、初の連続ドラマ出演ながら結果を残します。同作では、菅野美穂さん演じる主人公・高野亜紀の息子・和樹を務め、穏やかで妹の面倒をよく見る優しい兄を演じました。
和樹は普通の学生に見えましたが、実はひどいいじめにあっていたことが判明。母を気遣い真実を伝えられなかった難しい役で、佐野さんは心の闇を抱える和樹を丁寧に演じて高評価を得ました。
さらに、2018年公開の映画『ちはやふる -結び-』では、クセのあるかるた部員・筑波秋博を演じ注目を集めます。
その後は、主演映画『青夏 きみに恋した30日』でラブストーリーに挑戦し、映画『3D彼女 リアルガール』ではアニメ・ゲームオタクの学生を演じるなど、さまざまなメインキャストに挑戦しました。
俳優・佐野勇斗の魅力は「どんな役でも演じられる頭の良さ」
佐野さんの俳優としての魅力は、役を理解する能力が高く、どんなキャラクターも演じられるところです。大ヒットドラマ『TOKYO MER』(TBS系)では、臨床工学技士・救命士である徳丸元一、劇場版もヒットした『トリリオンゲーム』(TBS系)では、目黒蓮さんが演じた主人公・天王寺陽の相棒である平学(ガク)を熱演。設定の難しい役が多いのですが、佐野さんは「ハマり役」と評されるくらいに、どのキャラクターも完璧に演じます。その実力は、NHK連続テレビ小説『おむすび』でも発揮されました。
2025年3月28日まで放送された同作では、橋本環奈さん演じるヒロインの夫となる「四ツ木翔也/米田翔也」を担当。翔也は、ケガでプロ野球選手になる夢を諦め、最終的に主人公の父に弟子入りし理容師になるという難役でした。翔也は自暴自棄になる場面もありましたが、繊細な演技で佐野さんはそれを表現し、ドラマを盛り上げます。初めての父親役にも挑戦し、序盤から最終回まで安定した演技を見せてブレークのきっかけをつかみました。