「クマとの共存はない」自然写真家が断言する残酷な現実。きれいごとでは済まない“せめぎ合い”の正体 クマ被害が過去最多の2025年、「共存」を叫ぶ声が上がる一方で現実は厳しい。自然写真家が指摘する、人間側の行政・感情の壁を乗り越えるヒントを、書籍『クマはなぜ人里に出てきたのか』から読み解きます。(サムネイル画像出典:PIXTA) 永幡 嘉之 2025.11.28 写真家が捉えた「人里に出たクマ」 仔グマ2個体を連れて水田でイネを食べる母グマ(画像出典:『クマはなぜ人里に出てきたのか』永幡嘉之・著/旬報社) 水田脇の畦に隠れるツキノワグマ(画像出典:『クマはなぜ人里に出てきたのか』永幡嘉之・著/旬報社) 記事に戻る