墨田区「押上駅」で“スカイツリー以外”の見どころは? 商店街は物静かだけど魅力たくさん
東京都墨田区・押上駅は、世界的な人気スポット「東京スカイツリー」を訪れるため、国内外の多くの観光客が利用します。対して周辺商店街の人気のなさが話題になることもしばしばですが、実際にスカイツリー以外の駅周辺はどんな状況なのでしょうか。
東京ミズマチはInstagram映えにも良し
北十間川、ミズマチ、電車、スカイツリーの足元を一度に撮影
もう1つのお散歩ルートは、伊勢崎線の浅草~押上間を結ぶ高架下に2020年開業した「
東京ミズマチ」。北十間川に沿った高架下空間に多くのカフェやショップが並んでいます。
こうしたお店がミズマチのあちこちにあります
「
コネクトすみだまち処」など墨田区の文化・産業に関するショップも発見。墨田区のものづくりについて身近に触れられるスペースもあります。
パデルの競技人口は世界中で約2500万人もいるのだとか
レクリエーションやスポーツの場という側面もあり、例えば「
PADEL in TOKYO mizumachi」は
テニスに似たスペイン発祥のスポーツ「パデル」をプレイできる場所。また、ボルダリングジムやサイクルショップもミズマチの中にあります。
隅田公園には度々イベントのテントやケータリングが並びます
西方向へずっと歩いていくと隅田公園に出ます。ここは数多くのイベントが行われる憩いの場であると同時に、公園の緑&東武線の電車&東京スカイツリーをワンセットで撮れる「映え」スポット。
スカイツリー・公園・電車をいちどに撮影する時は広角レンズ推奨
こちらも緑豊かで、軽食やドリンクを販売するケータリング車も出ているため、屋外でのランチや読書にもうってつけです。
レジャーシートなどでくつろぐ人達も
隅田公園の先には、隅田川をまたいで台東区・浅草方向へ出る「
すみだリバーウォーク」という遊歩道も。足腰にある程度の自信があれば、「午前中にスカイツリーを軽く散策し、午後にはミズマチをブラブラしつつ浅草へ」という弾丸お散歩コースも組めますよ。
銭湯でのお風呂上がりにクラフトビールで乾杯!
スカイツリーの中や外を精力的に遊び歩いたあとは、お風呂でサッパリしたくなるもの。押上駅周辺には個性的な銭湯が3件もあるので、事前に調べてみて自分好みの銭湯へ入ったり、たまたま行きやすい距離にあるお店へフラリと入ってみたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
サウナなどはガッツリ堪能しつつ、サッと時短で済ませたいという時にもおすすめ
スカイツリー北側の「
薬師湯」は、100種類以上という個性的でバラエティ豊かな「日替わり湯」や、その日替わり湯を入れる際のパフォーマンスが有名。浴室内はコンパクトながらサウナや水風呂もあり、サッと整いたい時におすすめです。2025年に内装の一部をきれいに改修したので、現在はピカピカな浴室内でお風呂タイムを満喫できます。
訪れた時は「ラブライブサンシャイン」とのコラボを実施していました
押上駅から南方向に数分歩いた先にある「
大黒湯」も、近年の銭湯好き界隈で特に知名度の高い1店。男湯と女湯が日替わりでチェンジし、とりわけ「大露天」の方は広々した露天風呂や塩サウナ、スカイツリーを見ながらととのえる外気浴ロフトスペースが見どころです。建物自体はオーソドックスな宮造りながら、アニメ作品とのコラボなど新しい取り組みを次々行っています。
さくら湯は浴室内のカラン部分が「柱型」になっているのが特徴的
より駅から近い場所にある「
さくら湯」は大黒湯や薬師湯に比べて落ち着いた雰囲気ながら、浴槽の種類が多く、ゆったりと湯につかっていられます。浴槽数も多く、ついつい長風呂してしまうかもしれません。
おいしいビールの醸造設備は外からも見られます
この銭湯と絡んで、押上の新名物になるかも知れないのが「クラフトビール」。さくら湯のすぐ近くにある「
Bathe Yotsume Brewery」は、大黒湯とさくら湯、そして錦糸町近くの人気リノベ銭湯「黄金湯」を運営する「黄金湯グループ」の別業態店舗です。クラフトビールの開発・醸造に加えてビアバーやDJブースも設けており、お風呂上がりに立ち寄っておいしいビールを1杯! という最高の時間を提供してくれます。
スカイツリーは時間を問わず「映え」ます
押上駅周辺はスカイツリータウンが大盛況の反面、確かに地域商店街はいささか寂しい雰囲気。その一方、いまだに地域の良店が残っている場所や新しい名店・名物も増えつつあり、東京ミズマチや大横川親水公園によって他エリアとの回遊性も生まれています。
いずれはスカイツリーとも共存する形で、ふたたびにぎやかになっていくのではないでしょうか。
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