【ラー博】水鶏系の始祖&タイの予約困難店! 2025年秋オープンの2店を横浜ガイドが実食リポ

新横浜ラーメン博物館に2025年秋、2つのラーメン店が出店。9月は「ロックンスリー」、10月は「新道らぁ麺」がオープンしました。それぞれの看板メニューを横浜ガイドが実食リポ!

タイから“逆輸入”を果たした「新道らぁ麺」

「新道らぁ麺」(レギュラー、税込1200円)と「ムール貝ライス」(税込500円)
「新道らぁ麺」(レギュラー、税込1200円)と「ムール貝ライス」(税込500円)

新道らぁ麺」(レギュラー、税込1200円)と「ムール貝ライス」(税込500円)を試食させていただきました。

新道らぁ麺」の見た目は、オーソドックスな淡麗系ラーメン。しかし、スープを一口すすると、これまでに味わったことのない、重層的な味わいにビックリ!

和風のあさりだしをベースに、タイの食文化を象徴するナンプラー、オイスターソース、そして数種類の生揚げ醤油を絶妙にブレンドした「かえし」と、ムール貝油&煮干し油の2種類の香味油」によって、塩とも醤油とも違う、タイの風味を感じられる新たな淡麗系ラーメンになっているといえるでしょう。

「新道らぁ麺」店内の様子
「新道らぁ麺」店内の様子

北海道・美瑛産の小麦粉「春よ恋」を中心にブレンドした、中細ストレート麺は、うま味がありながらも滑らかで、スープとよくからみます。

オイスターソースと醤油でマリネした「豚肩ロース」と甘めに調理された「豚バラチャーシュー」は、アジア的な味わいでした。

タイ米の「ムール貝ライス」は、仕込みで使ったムール貝をペーストにしたものと酸味のあるタマネギのマリネが添えてあります。かき混ぜて食べても、ラーメンスープを入れて食べてもおいしい、とのこと。「新道らぁ麺」とマッチしますので、ぜひ。

2店舗がオープンしたラー博で、新たなラーメンとの出会いをお楽しみください。

「新横浜ラーメン博物館」情報

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人450円、小中高生100円(高校生は写真付き学生証提示で割引)、シニア(65歳以上)100円、小学生未満無料 ※このほか、年間デジタルパス(500円)、年間アナログパス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、相鉄・東急新横浜線、横浜市営地下鉄 新横浜駅10番出口から徒歩1分
URL:https://www.raumen.co.jp/

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この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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