All About ニュース編集部では、2025年10月23〜27日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、秋に行きたい滝に関するアンケートを実施しました。その中から、福島県で「秋に行きたい滝」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:八流の滝/55票
須賀川市の山中にひっそりと流れる八流の滝(やつるのたき)は、網の輪滝とも呼ばれ、宇津峰を源とする塩田川と小倉川とが合流した下流にあります。磨いた砥石のような断崖から、川の水が八條に分かれて流れ落ちるところから、この名前がつきました。周辺はブナの原生林に囲まれており、秋の紅葉シーズンには、色鮮やかな木々に彩られた岩と、いくつもの水流の組み合わせが、美しい自然の造形美を見せてくれます。
回答者からは「紅葉の時期に訪れると、その美しさが一層際立ち、黒光りする岩壁と流れ落ちる滝の白い水筋に、紅葉が加わることで、鮮やかなコントラストが生まれるから」(60代男性/愛知県)、「滝の周囲のモミジやカエデが色づき、滝の白と紅葉の赤や黄のコントラストが美しいから」(40代男性/静岡県)、「滝の名前が気になったので、どんな滝か実際にみてみたいと感じたから」(30代女性/岡山県)といった声が集まりました。
1位:達沢不動滝/80票
福島県耶麻郡猪苗代町にある達沢不動滝(たつざわふどうたき)は、裏磐梯の自然の中にひっそりと佇む滝です。高さ10m、幅16mにわたり、一枚岩の黒い岩肌を1枚のカーテンのように流れ落ち、その飛沫が本流にかかる豪快な「男滝(おだき)」と、そのすぐ下流にひっそりとたたずむ優美な「女滝(めだき)」からなります。不動明王が祭られていることから信仰の対象ともなっており、秋には周囲のモミジやカエデが美しく紅葉し、神秘的な雰囲気に包まれた滝の姿を楽しむことができます。
回答者からは「二本の流れが美しく、紅葉の時期には滝の白と木々の赤や黄が映えると評判。駐車場からのアクセスも良く、気軽に訪れやすい点も選んだ理由です」(40代男性/北海道)、「岩肌に沿って水がスダレの様に流れ落ちる男滝と、鮮やかに色づいたカエデの紅葉と織りなす絶妙な調和が素敵だから」(40代女性/兵庫県)、「不動さんの名前が入っていて、ご利益がありそう」(30代女性/愛知県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです



