「好きな日本アカデミー賞作品」ランキング! 『ALWAYS 三丁目の夕日』『もののけ姫』を抑えた1位は?

LINEリサーチは、2022年2月25~28日の期間、日本全国の15~64歳の男女を対象に「好きな日本アカデミー賞作品」について調査を実施。 第3位『ALWAYS 三丁目の夕日』、第2位『もののけ姫』、そして第1位は? ※画像出典:『もののけ姫』(スタジオジブリ公式画像より)(C)1997 Studio Ghibli・ND

LINEリサーチは、2022年2月25~28日の期間、日本全国の15~64歳の男女(5254サンプル)を対象に「好きな歴代の日本アカデミー賞作品」などについて調査を実施しました。その結果から、「好きな日本アカデミー賞作品」をランキング形式で発表します。
 

第3位:『ALWAYS 三丁目の夕日』

第3位は『ALWAYS 三丁目の夕日』でした。第29回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞しているこの作品は、西岸良平の漫画『三丁目の夕日』を原作とした2005年公開の映画。昭和33年の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の日常や温かな交流を描いたヒューマンドラマです。主演は俳優の吉岡秀隆、さらに、堤真一や小雪、堀北真希らが脇を固めています。

年代別に見ると、20・60代では第5位と第4位に、30代では第3位にランクインしています。舞台がちょうど60代の人たちが青春時代を過ごした時期と重なるため、懐かしい気持ちを思い起こさせるのかもしれませんね。
 

第2位:『もののけ姫』

『もののけ姫』(スタジオジブリ公式画像より)(C)1997 Studio Ghibli・ND

第2位は『もののけ姫』でした。アニメーターの宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛け、1997年にスタジオジブリが発表した長編アニメーション映画作品です。公開当時の興行収入は193億円を記録し、第21回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。

年代別に見ると、10~50代までは全体と同じく第2位にランクインしており、60代でも第5位に入っています。特に30代では4割強の高い割合で、映画公開当初にリアルタイムで鑑賞したときの印象が強く残っているのかもしれませんね。
 

第1位:『千と千尋の神隠し』

『千と千尋の神隠し』(スタジオジブリ公式画像より)(C)2001 Studio Ghibli・NDDTM

第1位の『千と千尋の神隠し』は、『もののけ姫』と同じく「スタジオジブリ」の作品で、2001年に公開してから2020年まで、およそ20年にわたって日本歴代興行収入第1位を保持してきました。第25回日本アカデミー賞の最優秀作品賞だけでなく、第52回ベルリン国際映画祭では金熊賞(最優秀作品賞)、第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞するなど、国内外問わず数多くの賞を受賞しています。

年代別に見ても、どの年代でも第1位にランクインしており、各年代の第2位にランクインしている映画とも大きな差をつけています。

日本だけではなく世界中でも有名な作品であることは、私たち日本人にも大変誇らしくうれしいことですね。


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※回答者のコメントは原文ママです


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