
All About ニュース編集部では、2025年7月14〜15日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、「8月開催の花火大会」に関するアンケートを実施しました。その中から、「中部の花火大会(8月開催)」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:第76回とうろう流しと大花火大会(福井県)/24票
福井・敦賀の名勝「気比の松原」を舞台に、毎年8月16日に開催される「とうろう流しと大花火大会」は、幻想的な灯籠(とうろう)流しと約1万発の花火が、一夜の海を光で染め上げます。18時30分に始まる灯籠流しでは、静かな海面に揺らぐ明かりが幻想的な雰囲気を演出。その後19時30分からは、迫力ある二尺玉や水中花火、スターマインが夜空を一気に彩り、海と空が調和したドラマチックな空間が広がります。浜茶屋での有料観覧席などもあり、ゆったりと落ち着いて眺められる点も好評です。地元の平和への祈りも感じられる地域色豊かな一夜を求める人には、見逃せないひとときです。
回答者からは「お盆の灯籠流しは、先祖様の供養にもなる」(50代男性/京都府)、「とうろう流しと花火大会というのが幻想的で経験したことがないので行ってみたいから」(40代女性/奈良県)、「鮮やかな灯ろう、そして約1万発の花火が打ち上げられ、灯ろうと花火が海を鮮やかに彩るから」(40代女性/長崎県)といった声が集まりました。
1位:長岡まつり大花火大会(新潟県)/143票
「日本三大花火大会」の一角として知られる「長岡まつり大花火大会」は、毎年8月2日と3日の2日間にわたり開催されます。信濃川の両岸に設けられた観覧席から、19時20分に幕を開ける巨大な花火ショーは圧巻です。復興祈願を込めた「フェニックス」や直径650mに及ぶ正三尺玉、さらに2日あわせて約2万発の花火が夜空を彩ります。近年は全席有料制のため、ゆったり観覧できる環境も整っており、観光・家族連れ・フォトジェニックを狙う人にもおすすめ。伝統と迫力、そして地域への思いが結晶した、人生に一度は体験したい日本の花火の極みです。
回答者からは「音楽と花火のコラボレーションがとても素敵で会場で見た時感動したしたからです」(20代女性/富山県)、「直径650mもの大輪の花を咲かせる正三尺玉花火が見てみたい」(40代女性/兵庫県)、「日本三大花火大会の一つで、開花幅が約2kmにもなる超ワイドスターマイン復興祈願花火フェニックスや、直径650mにもなる名物花火正三尺玉など、見どころたっぷりだからです」(60代女性/愛知県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。