40代男性の約半数は恋人がいなくても「焦らない」? 調査で見えたマイペースな新・恋愛観とは
ディーエムソリューションズは、40代男性100人を対象に、「婚活」に関するアンケート調査を実施。恋人がいないことに対して半数の人が焦りを感じないことが明らかになりました。
40代男性の結婚・恋愛観は?
Webメディア「Collect.」を運営するディーエムソリューションズは、40代男性100人を対象に、「婚活」に関するアンケート調査を実施。6月25日にその結果を発表しました。
40代は結婚に後ろ向き? 今は結婚願望ナシの回答が多数派
恋人や配偶者はいますか?(画像出典:プレスリリース、以下同)
恋人や配偶者はいますか?という質問に、「いる」と答えた人は全体の半数以上を占め、その中でも「順調」と回答した人が最も多い46%、「不安あり」は11%でした。「いない」と答えた人は「今はいない」が39%、「一度もいない」が最も少なく4%という結果です。
結婚したいと思ったことはありますか?
結婚願望については、既婚者を除くと「今は考えていない」が最も多い33%でした。結婚願望があると回答した人の中でも「いつかはしたい」が21%、「常に思っている」が8%と、強い結婚願望を持つ人は少数派であることが分かります。
1年以内に「彼女or結婚相手」を見つけたい?
1年以内に「彼女or結婚相手」を見つけたいか?と尋ねたところ、「今はいいかな」と答えた人が33%と、既婚者を除くと最多でした。「ラッキー程度に見つけたい」が15%、「できれば見つけたい」が10%で、最も少なかった回答は「絶対に見つけたい」で5%です。40代未婚者は現時点では結婚を望まない人が多く、望む人も「いつかは」「できれば」と、今すぐの結婚は強く希望していない傾向がみられました。
求める女性像や生活スタイルは?
女性に求める条件、1位は?
女性に求める条件は、「性格や相性」が60%でトップです。次いで「見た目や清潔感」と「価値観」が同率2位の18%で、外見や条件よりも、精神的な相性やコミュニケーションの取りやすさを重視する人が多いことが分かります。
恋人とのケンカで一番気をつけていることは?
恋人とのケンカで一番気をつけていることは?という質問では、最多の回答が「感情的にならない」48%、「相手の話を聞く」が32%で続きます。全体の8割が冷静さと対話を重視すると回答する結果となり、ケンカも関係を深めるきっかけと捉える姿勢がうかがえました。
結婚相手として意識するタイミングは?
結婚相手として意識するタイミングを尋ねたところ、「気づいたら意識している」が44%で最も多く、次いで「付き合って1年後くらい」が27%でした。長く付き合って関係を深めた結果、結婚を意識するという傾向があるようです。一方、「意識したことがない」という人も一定数おり、18%という結果でした。
結婚後の「理想の生活スタイル」は?
結婚後の理想の生活スタイルについては、「共働き希望」が最も多い58%で、「自分が稼ぎたい」が26%で続きました。全体の8割以上が相手に依存しない自立したライフスタイルを望んでおり、対等なパートナーシップを重視する意識がはっきりと表れる結果になりました。
49%は恋人がいなくても焦らない!
「恋人いない=焦る」と感じるのはどんなとき?
「恋人いない=焦る」と感じるのはどんなときか?という質問に、半数近くが「焦りは感じない」と回答。一方、「同世代の結婚」が26%、「親のプレッシャー」が12%、「イベント時」が13%と、焦りを感じる人は周囲との比較が原因となる結果になりました。
恋人ができない理由として一番当てはまるのは?
自分に恋人ができない理由として一番当てはまる条件を尋ねると、最も多かったのが「出会いがない」と答えた36%、次いで「本気で探していない」が26%、「見た目に自信がない」が21%で続きました。いずれも積極的な行動をとっていないことが理由であると考える人が多いようです。
婚活サービスに半数異常が興味ナシ。求めるのはリアルな出会い
婚活・恋活サービスを利用したことはありますか?
婚活・恋活サービスの利用経験については、「使ったことも、興味もない」と答えた人が最も多い53%でした。次いで「興味があるが未経験」が18%、サービス利用経験者はアプリ、婚活パーティー、結婚相談所の順で多いという結果になりました。婚活サービスの未利用者は全体の7割以上にのぼり、サービスの利用につなげるには、信頼できる情報提供や安心感のある導線設計が重要なようです。
婚活サービスに対する印象は?
婚活サービスに対する印象の質問では、「遊び目的が多そう」との回答が最多の34%でした。「コスパ悪そう」が26%、「身バレしそう」が11%で、全体としてネガティブなイメージが強いことが分かります。一方、「真剣な人が多い」と回答した人は2番目に多い29%で、信頼できると感じている層も一定数存在していることがうかがえる結果となりました。
理想の出会い方として一番近いのは?
理想の出会い方として一番近いのは?と尋ねたところ、50%が「共通の趣味・紹介」、40%が「職場など自然な出会い」と回答し、全体の9割がリアルな出会いを求めていることが分かりました。
40代は焦らず自然な出会いを望む姿勢が定着している年代のようです。結婚願望が薄い人の割合も多く、幸せの形が必ずしも恋愛や結婚だけにとどまらない、現代社会の多様化する価値観が少なからず影響しているのかもしれません。