【最新情報】渋谷は結局こうなる! 3分で分かる渋谷再開発の最終形
2025年6月上旬、東急により「渋谷まちづくり最新情報発表会」が開催され、100年に一度の再開発に取り組んでいる渋谷が今後どうなっていくのか、具体的な情報が発表されました。いよいよ最終段階に入った渋谷の大開発の行方は?
4. 東急百貨店跡地は文化の拠点に?
東急百貨店跡地にできる新施設の外観イメージ(Image by Mir, Copyright Snøhetta and NIKKEN SEKKEI LTD 提供 東急株式会社)
東急百貨店跡地には地上34階・地下4階の新施設が建設され、2029年度に完成予定。その中には日本初進出となるホテル「ザ・ハウス・コレクティブ」や賃貸レジデンス、そして「Bunkamuraザ・ミュージアム」が拡大移転。隣には大型文化複合施設「Bunkamura」もあり、文化的要素の強い新施設になりそうです。
5. 神社も建て替え
宮益坂の宮益御嶽神社も整備。完成すればこんなお祭り風景が渋谷で見られるように(宮益坂地区市街地再開発組合)
これまで整備が行われていなかった宮益坂と明治通りに面する約1.4ヘクタールの区域が、渋谷エリアに不足する大規模なホール・カンファレンス、そして国際水準の宿泊滞在施設に。ビルに囲まれながらも静寂を保つ「宮益御嶽(みたけ)神社」も整備され、2031年度に開業予定です。
以上、100年に1度の再開発の最終形が見えてきた渋谷エリアの最新情報でした。
現在工事で複雑化している渋谷駅。2030年度の歩行者デッキの完成とともにその不便さは解消しそうです。発表会では「それまでにも問題点を解決しつつ工事を行っていきたい」という趣旨の発言もあったので、期待しながら新渋谷駅の完成を待ちたいと思います。
この記事の執筆者:藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。