相鉄本線 星川駅~天王町駅間の高架下を活用した複合施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」(横浜市)が2025年3月27日に全面開業します。天王町駅を中心に東西に広がる「Eゾーン」YBP口改札側にオープンする和洋中の飲食店が報道陣にお披露目されましたので紹介します(画像は全て筆者撮影)。
「星天qlay」最後のEゾーンが開業

「星天qlay」は、相鉄本線の星川駅~天王町駅間の鉄道高架化により創出された複合施設です。全長約1.4キロメートルで、A、B、C、D、Eからなる5つのゾーンに分かれています。
2023年2月のBゾーンを皮切りに順次オープン。今回のEゾーンの開業をもって全面開業となります。
コンセプトは「生きかたを、遊ぶまち」

「星天qlay」のコンセプトは「生きかたを、遊ぶまち」。施設名称の「q」はplayの「p」の1つ先のアルファベットであるとともに、pの反対側を向いた文字。従来の価値観から脱し、まだ見ぬ1つ先の未来、遊びを目指す、という意味が込められています。「lay(レイ)」は英語で、生み出す、一生懸命取り組むなど、さまざまな意味をもっています。
また、同音のクレイ(clay)は英語で「粘土」。水を加えると姿を変え、どんな形にも変化する素材であることから、この星天(=星川・天王町)から、どこまでも自由な創造性が生まれていくように、という意味が込められています。
天王町駅を中心に東西に広がるEゾーン

Eゾーンは天王町駅を中心に東西に広がるゾーンです。コンセプトは「カルチャー、混沌との出会い」。多様な価値観を持つ人々が集う拠点を目指しています。
天王町駅東口改札側には、弁当店「キッチンオリジン天王町駅前店」とカジュアルフレンチ食堂「CAFE&BRASSERIE MASSE」が先行開業しており、3月27日にはYBP口改札側に6つの飲食店がオープン。「ちょっと1杯」から「しっかり食事」まで、気軽に立ち寄れる飲食店が並びます。