堂本光一が登場するサプライズで番組を盛り上げる
そんな『timelesz project -AUDITION-』ですが、候補生たちの共同生活の様子も配信しています。今回、候補生たちは「timelesz project HOUSE」と名付けられた施設で5日間の共同生活を実施。夕食は各チームで当番制となり、候補生たちの楽しそうな姿を見られます。視聴者はより候補生に感情移入できる演出で、見る楽しみを増やしてくれました。さて、番組は佐藤さんのチームが中間発表を受ける場面に戻ります。中間発表前に、菊池さんが5次審査の通過者は8人になることを発表。候補生たちに緊張が走る中で、『革命のDancin' night』のパフォーマンスが行われました。
これまでの審査の中間発表では候補生が酷評されるのがお約束でしたが、今回はtimeleszメンバーやコーチ陣からも高評価の声が多数。より実践的なアドバイスが行われ、本番に向けて期待が持てる中間発表となりました。しかし、ここで佐藤さんのチームはヘッドセットからハンドマイクに変更することに。振り付けの微調整もあり、候補生たちに課題が設けられました。
候補生たちが練習に励む一方で、プロデューサーの佐藤さんは事務所の先輩であるKinKi Kids・堂本光一さんと対面。佐藤さんは、堂本さんが候補生のパフォーマンスを視察するサプライズを仕掛けました。
『革命のDancin' night』を見た堂本さんはさまざまな金言を残し、候補生たちに大きな影響と勇気を与えることに。視聴者を飽きさせない演出を次々と取り上げ、候補生とともに『timelesz project -AUDITION-』も番組としてレベルが上がっていることが分かります。
さて、最終的に見せた本番のパフォーマンスですが、視聴者に感動を与えるものになりました。候補生たちのレベルも高く、今すぐにでもプロとして活動できそうなダンスと歌唱を見せています。
「timelesz project」が目指すところはどこなのか?
今まで以上にさまざまな動きがある5次審査。今回の審査では、timeleszメンバーがプロデュースすることもあり、密接に候補生と対話しています。timeleszメンバーは自身のチーム以外にも顔を出し、アドバイスや冗談を言い合う場面も。この5次審査は、timeleszメンバーが候補生と近づき関係性を構築する時間にもなっていることが分かります。ちなみに佐藤さんは、今回の配信で候補生を思い出の場所に連れて行き、親睦を深めることに成功しています。
「timelesz project」は、候補生たちが新メンバーになるため、佐藤さん、菊池さん、松島さんと絆を作るものになってきました。5次審査は、これまでと違いtimeleszの新たな歴史を作り上げていく局面に入っています。オーディションの枠を超え始めた「timelesz project」から、この後もより目が離せなくなりそうです。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。